2015/08/29

8/29 写真について

夕べは札幌の写真家のトークショーへ出掛けてきた。
数人知った人にも会えなつかしく楽しかった。
酒井氏にはfromHokkaidoへ来て下さったことのお礼、今回のトークに多かった精神論以外の技術論をこっそり伺った。このあたり興味あるよね。
sさんにご紹介いただき、露口氏とは名刺交換させていただいた。
札幌写真界重鎮のお二人のトークショーは満員。
すごい人気だった。
写真論というのは、やはり難解。
しかし、彼らの方法論や取り組む姿勢など、とても参考になる話しを聞くことができ、ないかしら取り入れらたら少し自分の自信につながるだろうか。
ちょっぴりアルコールもいただき、気分良く歩いて家路に。

作品取材。
経緯を聞かれ、理由を聞かれ、展望を聞かれた。
取材されることで、改めて自分の写真への取り組みについて考えるし、考えさせられる。
でも、作品づくりについて深く考えまとめ作り上げてきているわけで、たいていの質問には答えられるようになっているみたいだが、どう話すべきかが難しいんだな。
しかし、知り合いのライターさんにしていただいた取材とは結構違う緊張感で、いい経験になった。民報のtさんお世話になりました。

仕事は写真を撮ることだし、自分の写真をかっこよく展示したいなって若いころからおもっていた。でもただ撮っていただけでは写真展になり得なかったし、かっこいいことが本質であっては意味がないだって、また思わされたりしている。

何を伝えたいか。
伝えるために真摯に取り組んでいるか。
写真として残すなめの完成度は満足いくものか。
魂を込め伝えられているか。

自分はなぜ写真を撮り、なぜプリントして残そうとしているのか。
これからも深く考える必要がある。。。


千歳民報さんにご掲載いただいた。
写真展「from Hokkaido」