SE 2nd |
オホーツク振興局からいただいた情報通り、林道入り口のクサリは外されていた。
林道を慎重に進む。道の状態はかなりいいが町管轄の滝へ向かうルートだけ。滝との分岐から先は道有林の管理道路という。道幅が狭まり轍がはっきりとし道の真ん中は草がぼうぼうしているので荒れた印象となった。最後の分岐を過ぎ一気に登りつめた突き当たりの広場は3センチほどの雪に覆われている。
林道のみの行程 --- 高度差350m、11.3km 一時間。
ここから身支度を整え、山道に入る。背の高い両脇の笹竹を切り開いたほぼ直登ルート。しかも降雪のあとなので、ずっと雪道が続いている。最初は気力で持ちこたえられると思っていたんだけど、大きなU字路を抜けまっすぐな登り2つ目途中にあった7合目地点で諦めた。ここまで30分以上余計にかかっているうえ、まっすぐ続く登り道の先から黒雲がどんどん流れてきている。予報では昼から雨。雪道の登りに気力が限界を超えていたみたい。下りは足元が滑ってひどいので道傍のササをしっかり掴み伝わりながら降りた。
下川町の蕎麦屋へ入りかしわ蕎麦、並びのホームセンターでは雪道対策品を探しに入ってみた。ここの店主のおかみさんがいらして「アイゼンはないけど、、、」「太いロープはどうだろう」店の裏手から持ってきてくれた。太くて立派なロープ。これを登山靴にしっかり巻き付けられれば歩みを進めれそうだ。
宿の前で焚き火しながら酒で温まり、泥酔して就寝した。