箱根で撮ってきた順作品。森がモチーフなんだけど、森に降り注ぐ光や森に漂う空気、これらを、対象である木や草や石がどのように受け止めているかを可視化する試みとした。要するに、写ってるのは木とか草なんだけど、それらが見ている世界はどんな感じか。湿度の漂い、木漏れ日から漏れる光、朝夕の斜光。それらに含まれているものを導き出して被写体とともに1枚の写真に表せるだろうか。そんなふうに考えて進めた。
写真だけ渡してもおそらくぴんとこない可能性が高い。なので、自分でまずはコンセプトをテキスト化して編集し、ページものにまとめることにした。1章を8枚、5章まで40枚の写真を綴ることに。