2013/07/22

はるきsan

昨日ご依頼のモノを進めたが、難航した。
斜めにガラスごしに撮ると、結像って乱れるんだ。
しらなかったが、それでなんとかしようとしてたものだから、すっかり時間かかるし、のらないし。テンションさがるわ。
そう、セッティングのもんだいだけじゃなくて、PHASEONEのテザーも問題あり。
これでもだいぶ時間を要した。
結局HASSELBLADの方が安定してるんだよ。
で、アングルの相談をしてOK出たから、ちょっと角度をゆるめたのね。
そしたら結像良くなった。
たすかったぁ。
結局一日しごとになって夕方18時前に納品。
おぉ〜、ながかったぁ。


新作が出るたび世の中の話題となる村上春樹氏の作品は一本の映画のみ体験していたけど、はじめて文字を読んでみた。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

全編わくわく、先の展開を楽しみに読み進めることができた。
非現実空想世界。
いや、実際にはみんなの中にそういう核が潜んでいるのかもしれない。
けっきょくのところ、
第一回路わたしはこの世に存在する自分、第二回路である影は自分を取り戻そうとし、僕という第三回路は結局わたしも影をも振り切って世界の終りにとどまってしまった。物語がハードボイルドワンダーランドではじまり世界の終りでぷつりとおわるというのはやはりジャンクションBがジャンクションAをも焼き切ってしまったからという解釈でいいのだろうか。
そもそもシャフリングするまえから世界の終わりがはじまっていたのはやはり潜在意識の核だからだろうか。

けっこうおもしろかった。

なぜけっこうおもしろかったのか。こんなにきちんとしたストーリーはないにしても、自分の夢って結構ワンダーランドなんだよ。この身のみで空を飛んで上空を移動するなんて、最高だしね。地底のくらやみ、壁にかこまれた街、いいよ。
個人的には暴力と性の部分がないとよかった。
そんなんで、ファンや作家さまには失礼なはなしだけどおもしろく読めたんだとおもう。

世界の終り。