修理レンズが本国スウェーデンからもどってきた。期間はおよそ一月。対応早いですよね。
・HC35 シャッター絞りユニット交換
・HC80 フォーカスユニット交換調整
流れ
3/7修理受付 見積もり発行
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3/11入金確認
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4/7 返送の案内
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typ006 w/c5.6/120 |
そして一つ目が届いて開梱。そしたら。。
確か記載のなかったポーチに入ってて、取り出すとなかなか綺麗なんじゃないかっていう印象。なぜかまとっているほこりをとり、ガラスもクリーニングしてみたら、あれれ、外観も光学系も程度かなりいい。これほんとに699ドルの商品なのかっておもってH5Dにとりつけてカウントを調べようとしたら確かにもうすぐ10万回。だよね。でもその情報の直前画面に現れたファームウェアが、なんと18じゃないですか。黒文字なのになぜか光り輝くようにみえる「18.8.1」あれ〜、これはうれしーね。なぜならファームアップ可能なバージョンじゃないのー。嬉しさと怖さでファームアップは後日改めてにしようと思う。慎重に慎重に。とはいってもまもなく10万回を迎えるシャッター回数なわけだから、いつまでも健康ではいないようにおもう。一体どのくらいまでもつのだろうか。それにしてもいい選択であった。 MPBさんには以前にも気になっているレンズのファームを問い合わせたことがあったんだけど調べてくれないんだよね。販売ページにファームも情報として載せるといいのに。あっ、でもそうなるとすぐに売れちゃうという事態になってしまうか。微妙な問題ではある。いづれにしても今回のお買い物は、HC 150 が N になって再来し、めでたしめでたし。![]() |
HC 4/120 |
HC 3.2/150 & HC 4/210
時々お買い物しているMPBさんに HC150N の在庫がしばらく前から三本あってどうしよーかなってしばらく考え続けていた。 エクセレントの1100ドル二本とグッドコンデション800ドル一本。加えて最近掲載された旧来品150mmの一本は、480ドル。どれもとっても破格なんだけど、目をつけていたのは800ドルのやつ。値段が高い方のレンズは外観綺麗でカウントも少ない良上品、一番安い旧来品はメンテナンス終了してるsuper-EBC。そこで目をつけていた96534回シャッターが切られた800ドルのもの。でもね、考えてみればこれ随分長い間の在庫になっていたので、もしかしてそろそろ値下げあるかもって、ぼんやり考えていた。そしたら、先週末699USDになってる! すぐにカートへ追加してチェックアウト。
hasselbldadのHCレンズ保証は12ヶ月もしくは10万回のシャッターの早いほうまでとなっている。なので、このレンズは新品だと保証限界ラインまでレンズシャッター稼働済みということになる。なのにこれを選んだ理由は、現在メンテナンスが可能なはずなのと、追加の修理料金で新しいレンズユニットへの交換の可能性が残されているから。
そしたら2日後、偶然かシステム上の煽りかなぜだか59ドル値下げされポチってしまった。HC 4/210 。こちらアドラマの well use 品。well use は「画像に影響が出ないはずのエレメントのゴミやくもりなどがある」らしい。。590usdでフードとキャップ付き。こっちは写真掲載無しで賭けだけどもうすぐ到着する見込み。
さて、それぞれどんなのが届くのかなぁ。
そしたら今日、事務所のメイン機 Mac Proから映像がでなくなって。。。
グラボ問題だとおもうんだけどweb調べてみるとメインのロジックボードの可能性が高まる。ロジックボードといえばG5も動かなくなった時の修理部品は確かこれだった。2013年のモデルだよ。ずいぶんがんばっていたよなー。気に入ってたんだけどここまでかな。。
まず別マシン設置の環境づくり、eizoへの接続、ディスプレイのカラー調整(アプリもサポートも会社が変わってた)、伝票関連のファイルメーカープロ、FTPアプリ、zoom授業用セッティング、メール送信のSTPMサーバ設定、
せっかくの4/1をほとんどこの件で過ぎ去らせてしまった。エイプリルフールの仕業であってほしい。
そしてbookを外でも事務所でもどこでもメイン機にするのは危険だよなぁ。さらに数日前に注文するべきはレンズではなくmacだったらしい。
早速点灯。白色光はクールで新鮮な印象。でも明るくない。。
まぁこれで運用するとすると、ライティングをおおむねイメージできる現場であれば、高温にならず火傷の心配がないのでとても安心で安全といえる。でも光量は少なくって、明るいところではライティングの確認は無理そうだけど、einstein640のON-OFF確認にはなる。
2024年製のレンズを1968年製レンズで撮ってみた。
Hasselblad史上初の中国製レンズではないだろうか。V・Fシステムのレンズはzeissのドイツもの。Hシリーズは日本のfuji製、日東光学とアナウンスされて始まったXCD10本のうちすでに多くはディスコンなって、新時代のデザイン仕様へ移行した。新デザインのXCDは6本がメイドインジャパンでリリースされたものの、2024秋に登場した7本目はついにメイドインチャイナとなっていた。時代は変わったなぁ。
この写真の撮影にはとっても古〜い1968年製 Chrom Non-coat Sonnar C 1:4 f=150mm を使ってみた。重たくってずっしりしたこのレンズは滑らかなヘリコイドで、現役のシンクロコンパーと未だガタなど無縁な作り、工作精度高さとドイツクラフトマンシップを感じ取れる。そして非Tスターコーティングでありながら抜けの良いレンズ群は、繊細に柔らかく色の滲みも味わいといえる写真に結像する。もう現代のレンズが無くしてしまった全てがここにあると言えないだろうか。
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s007 Non-coat Sonnar C 1:4 f=150mm |
作品が旅立つ。お渡しとインストールに立ち合わせていただき、嬉しくもあり寂しくもあり複雑な思いであります。
旧小樽運河倉庫の二番庫へ展示のおはなしをいただいた去年の展示を終え静かにその時をまっていたLandscapes Hokkaido作品群だった。
週末にはグランドオープンするルタオ小樽運河プラザのカフェ内。広大な壁面に飾ってくださるとのことで、とても光栄なことであります。
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話というのは、突然やってきて判断を求められることが多いと思う。だから、準備ってやはり事前にしておいた方が良いわけで、今回も前回も、ある意味準備は整っていたといえる。もちろん、職人さんの素早い対応にも助けられてのことである。しかし自分ができることを、アウトプットの直前くらいまでは、やはり進めておかないと、お返事すらできないことになってしまうし、その時スタートしても完成までに数ヶ月を要するだろう。もしかするとなかった話で終わってしまいかねないのよ。心して心して。手を動かし色々なことを想定し準備を、である。
「 収受日付印の押なつ行いません。」って、いまさらこうきっぱりいわれてもなぁ。
昨年うちのもう1人はすでに切り替えていたので、横目で見てたけど、登録とか連携とかややこしそうではあった。でもペラモノの郵便に収受印廃止の記述を見つけ今年初めて立ち向かってみた。
案の定要領がわからん。このブラウザは使えんとか、何度もマイナ認証を繰り返したり、スマホとMacを行き来しながら、QRとマイナンバーの認証をなんかやったことか。。とっぱじめからやる気を奪いとってゆくシステムにぶつぶつ文句を言ってみたりするよね。
ところがさ、なんとか作成コーナーで記入をはじめてみると、えー、なになに、計算は全部システムがやってくれるのね。
これは、簡単すぎるぞ。
極めつけは消費税。これまでの付表の数々は何だったんだ。。これも恐ろしきほどにシステムが計算をやってくれていて、あっというまに完了してしまう。まぁ、勘定科目ごとをさらに10%8%非課税に分けた一覧表で準備を進めていた自分が偉いんだけどね。今年度から、分数の計算とか、電卓たたいて何度も確認みたいなこと、記載ミスなどなくなった。これじゃはやくボケるんじゃないか心配。。。
ただ、記入と、提出の仕組みが別れているようで、提出済みなのか、未提出状態なのか、よくわからんのよね。正直すんなり進みすぎて正確さに少し自信はないけど、まずは期日内提出完了したと感じている。
2/25に見つけてひどくガッカリした張り紙。
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s007 w/HCD28 |
一階の理髪店「男爵」さんが店を閉めるらしい。52年。私が生まれてちょっとの頃から営まれていたんだね。歴史ある店が閉めた。確かこのビルは100年くらいだから半分の歴史を共にしてきたのかと思うと、積み重ねることの重さや難しさを感じる。加えて3階の南側も今月いっぱいと聞いているから、自分より古くからの人たちがここにきて次々に去ってゆく。なんとも言えない感じだ。弁護士の先生も先立たれたし、もう二階のメディアさん一件が自分より古い唯一のテナントさんになった。約束されたことって何もないんだなぁと、しみじみ思う。次は自分かなぁ。。
前回の年度内最終授業での発表で、「もったいない」といわれてから、完全にトーンダウンしてしまった制作と論文。。このままではまずい。
そしてついていないことに秋にかけて、2つのパイレックスのガラスドームを破損させてしまっていた。一つはバラバラ、一つは整備してなんとか使っている。
販売元に問い合わせたら、パーツ送るためにかかる送料が501USDだという。日本円で75000って、ないよな、流石に。。
そして、やっと綺麗そうな中古本体をused photo proに見つけた! ケース付きで一つ335USD。これで、古いやつをパーツ側にまわせるな。
2/7発送 2/11受け取り
小樽運河プラザでの作品展を終えた。
色々考えさせられる展示であったが、新規にプリントした二点を加え着色をのせたモノクロプリントのランドスケープとフレスコジクレー魅力が融合していい感じでした。また歴史感のある建築に時間の流れを意識した制作による写真プリントは相乗効果を考える良いきっかけになった。
ルタオ運河プラザ店のスタートに私の作品展示の話をいただき感謝しております!
やっと届いて開封したら本物だったAD200PRO II。これ、200シリーズ第三世代だろう。
WISTRO AD200 → AD200PRO → AD200PRO II
うちのAD200は2017年に導入したらしくバッテリーに貼った手書きシールからわかる。8年間現役で疲れ知らず。でもずいぶん前、型番にproが追加され光色の安定化と回転防止シュー採用がずっと気になっていた。今夏に思い切ってaliexpressにて二世代目を一台注文したんだけど受け取れず返送されてしまった。全額返金されたのでまぁいいんだけど。この時、すでに後に発売されることがアナウンスされていた三世代目。今回はモデリングLEDが光量強化とともにバイカラー化され、カラーになった液晶パネル、最新トランスミッターとのワンプッシュ連携といったところが進化した点のようだ。
年末を控えて機材更新を決めたのが11/29日。ブラックフライデーのセール価格に加えて1万円以上のクーポンも使えてしまい、日本で購入検討していた価格のおよそ1台分で2台揃うかもしれないという衝撃価格。小躍りしちゃうよね。ただ他の人のショップへの質問を見ると「本物ですか?」などの書き込みにお店の返事は無し。ちょっとした賭けになっちゃうけど思い切ってみた。。
案の定一向に発送されないし。。1週間を経てやっと荷物は出荷されたものの日本の税関あたりでまた1週間留め置かれ、ローカル配送会社に引き継がれまたまた一週間。ゆっくりゆっくり深圳から札幌まで移動してきて、24日目にしてようやく本日配達された。しかし2個口の一個しか届いていない。どうなることやら。。。
aliexpressの標準配送というのは、今後覚悟を持ってポチらなければならないといういい勉強になった。25日を要した今回のように時間に余裕を持って注文するんだな。それにしても長かったぁ。
新型のAD200導入の訳は、SL2でHSSを使うため。なんか秋にかけてそーいう撮影が多かったから盛り上がっていたんだけど、この後ちょっと静かかも。なので年明けからの普通づかいと、バイカラーのLEDを時々試してみるあたりから始めてみようと思う。
お仕事先さまからお声かけいただいた。毎年恒例の蕎麦打ち本番へ向け秋から試し打ちが続いているというのは聞いていた。その試し打ちも大詰めで本番前の最後の詰めとなったようで、わたしも試食へ誘っていただいた!
いや〜、せっかくだから、手打ちの様子も見たいです〜って言ってみたら快くオッケー出ました。
二人の打ち手が、水廻しから始めこれ意外とじっくり丁寧にダマをつくって行くんですね。そしてあるところで緑色に粉色が変わった! その玉を練り込んで一塊にしてゆき、やがて菊の花のような形状を描きながらの菊ねり、頃合いをみて円錐形に変化させる。これは空気を抜く大切な工程。この円錐を上から慎重に体重をかけて鏡餅の一玉のようになったところで打粉をひいた延し台へ移動。最初はここも慎重に手で広げてゆき大きな円形にさせる。それから長い延棒が登場し、より薄く延されてゆく。やがて四角く薄い座布団のような姿に成形していった。四角くなったら次はたたみ、そしてついに最終作業の麺切り。
茹で上がったそばを口元へ運ぶとその薫りが際立つ。そして舌の上から喉を滑り落ちていった手打ち蕎麦は、素晴らしく絶品でいい経験をさせていただきました。
ご馳走様です!