ご依頼業務を終え、このあと事務所は空くので来週旅立つ作品の点検と補修にかかる。昨冬までの展示によってできた痕跡のようなものを極力目立たないよう慎重に修正・補修を行い、フィキサチフ塗布よるコーティングで仕上げた。フレスコ作品10点を整え、このうち数点が数日のうちに旅立つ予定である。
こちらは2024年フレスコジクレープリントの勝納川。1200幅の大判プリントは札幌の現代写真作家さん翼氏によるもので、名古屋のアルアート加工さんにて展示向けの平面出し裏打ち加工を依頼して仕上げた。技術力を手仕事にいつも助けられている。