「君もここに座って」
写真作品集、入稿の現場に立ち会わせていただくことになったのは6月の札幌wsの会主催のセミナー&レビューに参加させていただいたから。そこでT先生に見ていただいた作品に対するコメントが嬉しいものだった反面課題もいただいたもので何か一歩進めたく。
手直ししまとめ直し再度見ていただこうと、思い切ってアポイントを取らせていただいたところ、その日は入稿日だから忙しく難しいがもしよかったらまずその入稿の現場に同席するようにとのお言葉をいただいた。
作家さん、印刷会社さん、アートディレクターさん、先生という4名のテーブルにわたしも着席させていただき、まずインクブレンド表と紙の仕様書を渡された。
そこからオリジナルプリントを前に、一枚一枚製版への指示がされた。
シャードーについて、グレーについて、ハイライトについて、
縁は生かすのかなくすのか、その場合の画面比率は、シャープ感やボリュームアップは度も部分に必要かと言った細かな確認。
印刷の方も根気強く要望を聞き込み書き込んで質問しながら確認が続く。
40数ページ。
聞けば2月頃から始まっていて、今この段階に至っているらしい。
これ、8月に校正を戻したら9月には印刷になるという。
そして製本され完成は10月とのこと。
すごい現場に立ち会わせていただいた。
T先生には感謝なのです。