2017/06/15

6/15 臨終

お迎えはもうそこまできていたんだとおもう。
ご飯の食べ方がかわり、動きが遅くなり、片目がを開けていなかったり。。
後ろ足の自由がきかかくなっていて次の枝へ飛び移ったとき落ちてしまうことが頻繁におこっていたので、肢体に不自由がはじまっていた。少し前のこと。
それから徐々にその時はせまっていたみたいで、ついに今晩たびだった。
最後の姿は枝から枝へ飛び移っていく躍動感ある姿で止まっている。
きっとその先へ向かっていったんだ。その先へ。

ちびから教えられたのは、残りの時間は限られているということ。
かれはここへきて6年とちょっとの子生だった。。おれらより格段に小さな体で6年以上いきた子力とはたくましい。
おれなんかは人生70年や80年だとすると残りは2、30年しか残っていなんだよって。そう、ここ最近の時間の経過を思うと、あっという間に4年や5年は過ぎているわけで、20年や30年すらもしかしたらあっという間に過ぎ去るのかもしれない。
その時はもうそう遠くないってこと。

生き、高みへすすむ為には六波羅蜜をすすむこと。おれは施しと忍辱、持戒と精進の子生だったよってことをちびがもし言っているのだとしたら、おれなどはもう一歩先を目指せるよう更に何かに向かってすすまなくては。

そう教えられた。

昨日からどうもぱっとしないことがおこっているけど、そうぐずぐず考えているより、まず行動なのか。だって、そうしないともう明日には俺自身いないのかもしれないのだから。