レビューを終えて。
「これはできている」との嬉しいお言葉にやや喜びすぎたが、
質問も忘れず、いくつか先生から引き出すことができた。
プリントの精度、メインタイトル再考、個々のタイトル付け、並び検討、殺さずに生かす方法、観るものに希望を、何かを捨て新しいものを。
30枚を並べてみると確かに、揃っていない。
テイストは揃えていたが、30枚の濃度はそれぞれの絵を優先したせいだろうか、ばらつきがある。
そこを見逃さず厳しく指摘され、まずはそこからかかる。
イメージを数値化しハイライトからニュートラルグレーまで、覆い焼きの広がり、せめの量を全て整えることに着手。
RAWからの手直しだから、全て整え、現像し、ゴミとり、修正し、tiffを完成の域まで追い込んでいく30作品。根気勝負。
出来てみると、なるほど並べてあらためて見てみるとまるでかわった。揃っていることがまた美しい。