2009/11/01

108のガラス乾板写真展


D3 3.5/18ZF


貴重なものを見る事が出来た。
ガラス乾板ネガ像からのプリント108点。

一ヶ月くらい前になるだろうか、北大の理学部と工学部を写真に納めに行った折り、博物館内のアインシュタインドームの惹かれ内部も撮影。その時丁寧の折りたたまれ積んであったポスターを一枚もらって事務所に貼っておいた。


数日前からではあすが5000万画素のデジタルカメラで撮影し現代写真の最新技術を見た。そして今日、見ただけとはいえガラス乾板っていう写真商品としては最古のハイクオリティものを堪能できた。

学生ギャラリートークも参考になるから聞けて良かった。

新旧見られたところなので思うのは、表現とういところでは銀塩かデジタルかなどの議論は必要ないようにも思えた。
ただ、デジタルデータが今後貴重なものとして残り続ける種類のものではないだろう予測はできる。
残すためにはなにかしらの動きが必要だろう。

今日の疋田コレクション、彼の残した紙焼きは数点おもてに出ていて、そこから大量のガラス乾板が残されているところへ行き着く。
当時の印画紙やガラス乾板が収まっていた紙箱に一枚ずつ、撮影日とコメントが書かれ紙に包まれ保管されていたのはすばらしい。
貴重な北大の資料でもあるけど写真史にとっても貴重なモノだ。