2020/09/13

9/13 西興部

西興部の山にいい滝があった。 黒岩 赤岩 行者。中でも赤岩の滝に日差しが当たったところは、それはそれは美し赤の光の世界だった。

こちらは黒岩、名の通り黒の岩の上を水が流れる

 

HCD28 w/ nisi filter

2020/09/12

9/12 下川町滞在 松山美深 再訪

目指した2湿原に入れなかった。雲井ヶ原は倒木で通行不可、ピヤシリは林道工事でゲート閉鎖。

この下川町滞在中になにをすべきか、松山再訪。わたすげの美しい7月から二ヶ月が過ぎているいま、りんどうが終わりへ向かっていた。来る度に表情が違うのがまたいい。偶然出会えた湿原守から松山湿原について話しを聞けたのはうれしい。毎週の手入れによって管理が行き届いていることに納得させられた。

道中ヒグマ発見、この山にもやはり棲息している。会わぬよう最大限の備えは常に欠かせないと痛感。



2020/09/09

9/9 シャクナゲ

 先日雨に阻まれたシャクナゲ再訪。時々晴れる曇り空。

予報にも目をこらしてきたから、きょうは降らないだろう。。

前回引き返した分岐から、山道はぐんぐん高度を稼ぐ。

二つ目の分岐から山頂まで80メートル高度をあげるのに距離は200メートル、登りは両手をつかい四つ足で岩を越えねばならないほど急登坂。

1073m、シャクナゲ岳。ニセコ昆布方面を望む岩場の山頂は風が強い、休憩はそこそこに

分岐へ戻り、さらに100メートル高度を下げる。

およそ標高900メートル、ふたつの山に挟まれたそこは天空の庭。カムイミンタラ。

5時間半、山のなかに身を置いて浄化されるような。

H5D-50c  w/HCD28



2020/09/06

9/6 「支笏湖」を探して

 3年間、ホテルギャラリーに展示をつづけたランドスケープス作品はこの4月に入れ替えの為引き上げてきた。どれほど沢山の人々がこの場所を通り、どれほどの方々が立ち止まってくだったのだろう。考えると緊張に震える。

「オンネトー」は大阪の設計事務所さまのところへ行き、残りはここの事務所に戻ってきた。内一枚は経年展示後の修復を施し自身のリビングに掛け眺めている。季節のさくら、湿度、川水、かすむ遠景、「千歳川桜」漆喰作品は一枚の絵のような重厚感と、その場の臨場感をいまも新鮮に伝えている。

とあるお方から連絡をいただいた。碧が印象に残っていてしばらくぶりに訪れるとそれは無くなっていて、今観られないのがとても残念という。その写真作品をもう一度観たいという気持ちを、勇気ある行動におこし連絡を取ってくださった。

事務所内に展示スペースをつくり「千歳川桜」同様経年展示後の修復を施し、数日ひとり眺めていた。

フレスコ仕上げの写真作品「支笏湖」は、夏の日没、フップシから西への外輪山をながめたものだ。山上の空には色がのこるが、そのほかは日中の光が吸い込まれるように群青に変わりゆく。湖面は波風にざわめく。そこにいると聞こえた音がいまもかすかに届くような感覚を覚える。

今回お会いするまでわたしはその方を存じ上げなかったわけだけど、作品はこれまで自分自身が観られていたのを覚えているのかもしれないと、ふと思う。もしかすると、なにかしらメッセージを送り続けていたのかもしれない。だとするとやはり、こうして作家を探し作品への再会を果たしにきてくれたこの方こそ、この作品が待っていた人なのかもしれない。

この度ご連絡いただいたこと、感謝しております。





2020/09/04

9/4 水没

シャクナゲ沼をめざしていた。

手前の沼、長沼へはシャクナゲ岳から流れ込んでくる厚い雲が幻想的で一気にチセヌプリを隠していった。撮影していると雲のやってくる森のおくからこれまで聞こえなかった音がざざざーっとしてきた。

雨だ。

あわてて上下の雨具を着、バッグにもカッパを着せ間に合った。水辺から山道にもどるとまあ小降り程度。なので先を目指すことにした。結局チセとシャクナゲの分岐標高888mまで行ったものの、その少し前から降りは強めになってきて、ついに大降りに変わってしまった。

もうひどい雨で、はやく車まで戻りたいのだけれど、1時間は確実にかかるところまできてしまっている。カッパのなかまで雨は入っていないが、すでに見た感じ全身ずぶ濡れ。「おちついて」「おちついて」「ゆっくり」「ゆっくり」

山道が川になる。。

恐怖がよぎる。

雨脚はどんどん強くなる。

来た道は集中豪雨で通行止めになる道道だ。

雷が地響きを繰り返す。

鳴り響くと雨脚が猛烈に強まる。

ほんの少し降りが弱まり、また雷と共に強い雨に戻る。おそろしい。長沼の先に少し開けている場所、あそこは雷の標的になるからまずい。体勢を変え、三脚をはずし、ポールとともにヨコにしてなるべく笹藪に沿って歩く。クリア。もう少しだとおもう。

木道まで戻ってきた。下り50分ほど経過したところでiphoneからの信号が途絶えた。



気に入っていた今では小さなスマホ、さよならか。。

2020/09/02

9/2 木製丸椅子、塗り替え

 事務所の木製椅子、いい色合いだし満足なんだけど前オーナーさんのしっかり塗りました的塗装が少し剥がれてきているのが気になっていた。

これまでの塗装を剥がし、サンドペーパーで削り、再研磨。 後日ステイン塗装を二回、ウレタン3-4回塗布し完成を目指す。






2020/09/01

9/1 塩谷丸山

山頂の祠と錨、余市方面の海岸線を眼下に見てきた。 13kgほど担いで629mの頂きを目指すのは思ったよりきつかった。。まだまだ体力必要だなぁ。


 今日の三角点

 HC80


2020/08/24

8/24  zoom

 ここにきて、web会議少し呼ばれるようになってきた。

いや、今日は呼ぶ側。で、なんとか少し集まってくれました。

常連+十数年ぶりの方+新人+副会長。

重たい。。

これの司会は私な訳で、各人に求めたコメントには何か返さなくてはならない訳で。

人生試練の連続。うまいこと言えず反省。。

ひどく疲れて、今日もあっというまに終わり。皆の食事にはお付き合いせず引き上げた。


ロケ機材がtachikawaから無事戻った


2020/08/23

8/23


 昨夜4daysのロケを終え札幌へ戻った。昨夜23時すぎていたかな。。

アウェイのお仕事はやはり緊張感たっぷりで、首都圏の人たちのと仕事は刺激になる。

打ち上げもなく静かに終了。

私は、翌朝フロントに荷物の発送を依頼しチェツクアウト。

深大寺を歩き、森美術館にてSTARS展観覧、ハッセルブラッドジャパンでメンテナンス。

同級生と一年ぶりに再開したのは羽田空港。

そして戻った札幌はもう寒い。夏は終わったのか。。

過ごしやすい空気の中、三角山へ。

今日はなぜだろう、とても体が軽い。。




2020/08/22

8/22 深大寺

撮影地を後にして、JR線と京王線でで調布へ。

暑い夏の日だけど参道の蕎麦屋に入り水辺の外席につく。

木陰で風が心地良いなぁ。

H6D100c w/ HC50


2020/08/12

8/12 不完全な撮像センサーccd

cmos ... ccd .....

ccdは熱、露光時間、高感度
何というか問題を多々示され、ほぼ過去のもの。。
対してCMOSは万能らしい。。

うちのメインはそんなCCD5000万画素、導入は2009年。。
今週も大いに働いてくれた。
濃厚な色再現が特にいい。被写体を良く引き出してくれる。華美ではなくさりげなく適度に。低ISOではあるが、フラッシュ撮影において何ら問題や不自由は感じないし、撮影現場の仕上がりにちょっとセンサーなりの味付けを期待して良し。これCONTAXにZEISSをセットして求めていたものに近い。壊れやすいと評判のカメラにいいレンズがセットされていたっけ。

最近leicaMシリーズのCCD底払いがアナウンスされた。
そう、もうそろそろこのセンサーで撮影する時代が終了に向かっているのを感じ悲しい。

macにIEEE1394で接続、専用アプリでipadに飛ばす。
ふた呼吸くらいで転送やタブレットへ画像が届く、シャっと表示される画像はいかにもCCD的濃厚な色再現がすぐに伝わり、ピクセル等倍にすると解像感というより被写体本来の滑らかさまでもが再現されている。

本当にいいんだけどなぁ。


で、comsでなければならない理由は、、
撮影条件が厳しく暗いとき、明るく写せたり滑らかな画像にしたい。長時間露光。連写したい。ライブビューを使いたい。カメラとmacを繋げたくないがスマホなどで画像共有したい。このような時かな。
そもそも写真撮影になかったもの。
暗いときは暗く写すものだし、時に高感度で肉眼より明るめに写し、これで粒子が荒くなるのが写真の当たり前だ。
条件が厳しいとき。撮らない。
ライブビューは、ファインダーを真剣に見ていれば必要なし。
テザリングは、そもそもスタンドアロンでの撮影に自信を持つべき。
と、こんな風になる。
カメラの機能性能が増してしまい、ここが標準形となっている。
撮れないものが無いのが今時のカメラ。
そこにちょっと逆らって、いや、色とトーンの再現に惚れているから私はCCD機を未だ現役で現場に持ち出す。

そもそも現代の画像確認は、何のためだろ。
自分など、iphoneで撮影し、その場で誰かに見せたら自己満足感は得られていてもうそれをプリントする気になれない。
ブレは写真表現の一つだし、ピンボケもときには良き表現、ピンボケしてしまったから次はきちんと撮りたいとなる。これが、悪い意味で何ごとも起きていなければ写真として成功なのか。そうではないだろ。。

でもでも、仕事の時には画像の構図や等倍確認をしている自分がおるし、CMOS機導入は避けられない。。
結局なんだかんだ言っても、写真は難しいし自分自身まだまだすぎるのだと。。
あ〜。かっこわる。。



2020/08/08

8/8  H5D-50c wi-fi and HC80

 NYからやってきたH5Dは2000ショット程度の美品だったが問題が2つ。

1. バッテリーが旧タイプ1850。

2. macと繋がらない...

二つ目はやはり検証が必要いうことで、ハッセルブラッドジャパンK氏に委ねた。FWの基盤交換が必要とのお返事が。

メンテナンス&リペア完了。同時に50000ショットのHC80も先端のぐらつき改善と内部清掃を依頼。

5000万画素はほとんどの仕事で活躍してもらえそう。


2020/08/01

8/1 ドライフライ

 このところ、10数年ぶりな気がする。

このところ久しぶりの毛鉤釣り。

綺麗な渓流を歩いたり、ヤマメとか。

いいわ。



2020/07/29

7/29 薪の準備

よく研いだ。そして研いだ。

刃こぼれなどない模様で、なんとかいい感じに育ちそう。


2020/07/22

7/22 鉈を

最近の山川歩きしながら野営していると、やはりこれがほしいと思って。

でもまぁ、目的、タイプ、品質、価格に幅があるのね。。

そしてブランド。。

今日、リサイクル店の新品工具処分ワゴンの中に数本の鉈発見。

ひどく安っぽいペラペラケースに入った格安のそれを一つ購入してみた。

事務所に戻って研ぎと鞘作りを。

DG summilux 25mm


2020/07/14

7/14 2000shotのH5D-50C wifi

H5Dcmos、まずはシャッター切ってみた

日本で言う七夕の日に向こうから出荷された H5D-50C が昨日札幌までやってきた。
世界的脅威でたいへんな経験をしたNYから。。
Fedexは予定通りのスケジュールで荷物を輸送してくれて、素晴らしい。
税関に戸惑って少し到着が遅れたけど。。

箱は、、、私が消毒などしたものだから、黒渋なオリジナルボックスをかすけさせてしまった。中身はLike New。
こう言うのだと、傷つけるのに抵抗感あるから、ガンガン使えない。。
でもこれを使うと撮影データのハンドリングが少し軽快になるので、頑張って仕事に使う。
もちろん作品撮りにも使うけど、そちらは十万ショットがもう少しのCCDモデルが出番を待っている。

中判のレキシ
H4D-50 (H3D2UPグレード, 修理時センサー内部H3D2-50を移植)
H4X w/P25+ トレードインS007
H1
H4D-40 トレードイン H6D
H6D-100 
S006
S007 (返品)
S007 (返品)
H5D-50C wi-fi

余思いだけど、前日に登った三角山での三角点はSレンズで撮ったもの。あれ、切れ味もシャープだし濃厚な色の乗りに深みがある。やはりSのレンズは。。





2020/07/13

7/13 千歳 花壇

初夏、コロナ禍のなか密かに父親を手伝い花植えをさせてもらった。なかなか元気に育って咲いている、よかった。

2020/07/12

7/12

撮影前日、運動不足でへばらぬように三角山トレーニング。
Vario-Elmar 30-90  /  S typ006

2020/07/09

7/9 仁宇布

天国へ続く、、、ような美しいシダの道。ここを抜けるとその先が松山湿原。この日、原野にワタスゲがとっても美しかった。




2020/07/08

7/8 幌延

 バンガローに薪が用意されている親切さ。

火を使えるのは楽しいし助かる。

うちのユニフレームはなかなか風格が出てきているが、そろそろメンテナンスか。。


2020/06/13

6/13 この後に向けての兆し か

すでに撮影したものの再使用料金をお見積もり、それから突発的撮影依頼。それと新しいことへのの料金だし。さて、動き出してくれるのだろうか。今後益々厳さを増すと考えているが、まずはお声かけに感謝してすすめたい。


53番のバスに乗る。
慈恵会病院前入り口より入山
暑くて天気がよいので登山者多い。なのでもちろん対策としてマスク装備で。
2.9km自力での藻岩山、初。
下りはスキー場口へ。
けっこうきつい、です。

今日の三角点
HC80


2020/06/11

6/11

あまりにひとと話していないものだから、
今夜はどっぷり疲れが出ているかも。
でもね、ありがたい。
お仕事があること。



2020/06/09

6/9 2回目

夕方から、大倉山の駐車場に車をおおき、ジャンプコース横の階段から大倉山、そして尾根を行き奥三角山を一気に登る。
息があがり時々休みながら。夕方の山頂は無人。そこからの札幌の景色、なかなかいい。

s006 w/ HC80

2020/06/07

6/7 縦走



なんか縦走っての初めてだと思う。
と行っても、小さな山で札幌の中央区界隈。
山の手から入り、三角山、大倉山、奥三角山と歩いてきた。
アップダウンを繰り返す尾根道なので、なんか楽しいしいい運動になる。

西28丁目を通る循環バスで登山口へ。帰りは大倉山下山後なんと歩いて家まで帰ってきた。
脚も足も、ガクガク。。
で、マルヤマクラスでステーキ買って家でレアに焼いていただく、最高!

2020/06/04

6/4 お仕事が

お仕事が戻ってきた。これまでは予定していたものがキャンセルになってしまったり落ち込む事しかなかったので、少し好転か。とは行ってもこの度のコロナ休業前からのお約束なので、予定通り進んだことに感謝なのです。

しかし、久しぶりの過密スケジュールに、おそらく明日は全身筋肉痛なのでは。

2020/05/25

5/25 感染防止対策を施して

ご案内とともに、新しいスタート。。








2020/04/24

4/24  ANAクラウンプラザホテル千歳 作品展示



21mの壁面をギャラリーとして使わせていただいているIHGグループ「ANAクラウンプラザホテル千歳」
3年を経た今週 Landscapes HOKKAIDO 作品が全て入れ替わった。
1500mm幅の二作品は樽前ガローと浮島、そのほか乙部町、足寄町、千歳や白老に大雪山国立公園と増毛町岩老海岸。全て新たに作品プリント制作した全八枚となっております。

「ANAクラウンプラザホテル千歳」館内のパブリックスペースの展示なのでいつでもご覧いただけますが、世界、そして日本も厳しい状況におかれたたいへんなときなので、まずはご自身やご家族の安全の為に外出はお控えください。緊急事態宣言ならびに外出が解除されましたら、ぜひ思い出してお立ち寄りいただきたく思います。


それにしても、今回壁から外した作品群は2014年「廻り」から断続的に各所で展示させていただきあっという間に6年が経過しました。
作品たち、ご協力と理解を示してくださった方々、そしてご覧いただいた皆様にとても感謝してます。ありがとうございます。

2020/04/23

要請に基づく臨時休業のお知らせ(5/6以降のご予約を除く)

5/6時点での休業延長(ご予約を除く)のご案内


4/23時点でのご案内

2020/02/28

2/28 奈良を歩く

桜井から天理まで。 朝早めにホテルから京終駅へ歩き万葉線桜井行きに乗ると通学の学生の乗降が多い。初めての桜井駅、1.5kmほど歩き大和川を目指すとどうやらそのあたりから山の辺の道らしい。

最初に現れたのは釈迦如来と弥勒菩薩、頑丈な建物に守られた石仏に静かな光が差し込む。喉が渇いた頃合いに目に飛び込んできた無人販売店の柑橘系、一袋100円成。いくつかの神社古墳で寄り道し、中山廃寺で出迎えてくれた猫はどうも再会を喜んでくれているような不思議な出会。石神神社に境内には鶏が放し飼いになっていてもう触れそうな距離感が楽しい。そして天理の人と街、商店街の妙。

leicaS with 30-90 は重量級だし冬の寒さ厳しい2月ということもあり全身疲労感。本日およそ18km。奈良ホテル投宿、素晴らしい歴史あるお宿と客室はいい体験になった。

しかし世の中すでに状況はコロナ禍へ突入、札幌へ戻った帰りの脚で店じまい間近のスーパーへ駆け込み食品を買い求める。物がなくなるという噂の為に買えぬものが出始めているらしいから。23時ころ、千歳札幌間の国道36号線はまっすぐ走れないほどのツルツルピカピカ路面、ブレーキもアクセルも踏めない恐怖。

leica S006 w/Vario-Elmar 30-90


2020/02/16

2/15 ホルモン

有名ラーメン店店主夫妻へのヨーロッパアジア報告会をかねて。

11丁目欽ちゃん支店へ。

GRII



2020/02/10

2/10 godox マニュアル専用 トランスミッター

leica s と hasselblad H6D で godoxを快適に使うために! 

不要なTTLピン削って、中に押し込む。こうするともうピンは復帰しないので、マニュアル専用トランスミッター完成!




2020/01/12

1/12 初雪 HATSUYUKI展 最終日


#37 — 初雪 HATSUYUKI - A GROUP EXHIBITION ON 'FIRST SNOW'



Toshiya Watanabe
Kiyoshi Niiyama
Yoichi Midorikawa
Yoshihiro Tatsuki
SUDI
Mika Horie
Margret Lansink
Yukari Chikura
ALBARRAN CABRERA
TADAHIKO HAYASHI
NOBUYUKI KOBAYASHI
WERNER BISCHOF
KEIICHI ITO
ISSEI SUDA
HIROSHI HAMAYA
ASAKO NARAHASHI
Toshio Shibata
YASUHIRO ISHIMOTO
HIDEYUKI ISHIBASHI
ARNOLD GENTHE
Yoshinori Saito

07 December 2019 — 12 January 2020


tolstraat 67


2000 antwerp

belgium


中央駅近くで乗車した路面電車を三つ目の停留所で降りる。古い家並が続くトルストラートを少し進んだ87番は真っ白な外壁がさりげなく、それでいて目立つがしかし街の風景へ溶け込んでいる 。扉をくぐるとやはり真っ白な階段になんだろさらなる緊張。
上段先エントランスロビー奥がオフィスになっており、AnnemarieとMaltijn二人が笑顔で出迎えてくれた。

階段を登ったエントランスから右が展示スペース後室となる。暖炉がアクセントになっていることに目を奪われながら真っ白なギャラリースペースに時に整然と、時にアクセントをつけた展示がいくつかのブロックに別れている。ほぼ同じ面積だろうかそこからさらに右を見ると通りに面した前室となり抜いて使われている。空気感が良いのは吹き抜けというか天井が素晴らしく高いからなのかもしれない。
通りを背に建物の奥を見るとそこはブックショプ、そして登り階段エントランス奥に位置していたオフィスと接し、その向こうは中庭だ。ブックショップの天井は乳半素材で明かりとりになっている。
ここが IBASHO gallery 。
長い旅をしてきた私の手製本とプリントはここからついに巣立ち、それぞれの居場所へ旅立って行った。なんとも不思議なことではあるが、見出してくださったギャラリストとオーナーとなってくださった方々、そしてここまで連れてきてくれた私の「ゆきのあと」作品たちに感謝いたします。








2020/01/05

2020/01/03

2020/01/01

2019/12/31

12/31 Cambodia

HC80 w/S006

2020はカンボジアのシェムリアップで迎えることになった。ヴィヴさんのトゥクトゥクで街へでる。混沌とした空気感はこれまで感じたことのない感覚。旅はいい。 LEICA S 006にHC
レンズ二本でやってきた。

2019/12/23

12/23 アントウェルペン滞在

二人一緒に揃ってお会いするのは一昨日が初めて。マルティンさんとは一年ぶり、アンヌマリーさんとは八ヶ月ぶり。無名の作家であるにも関わらず、企画展『Hatsuyuki』に組み込んでいただいたのは、先に扱っていただいた手製本が売れたというのが大きかったのだろうか。
ちなみに他の作家は実力作家ばかりであるので本当に恐れ多い。。。
その夜、旧市街のクリスマスマーケットで惜しげも無くたっぷり注がれるグリューワインを楽しめた。

昨日は紹介されたギャラリーとFOMUミュージアム、それからベルギー在住日本人写真作家KumiOguroさんに会えた。
キュートな子供達も一緒の6人でのディナーだったから昨夜はさらに楽しく過ごさせていただいた。雰囲気抜群の料理店では地元のフードを丁寧に料理し、ビールにジンも楽しめる。どれもベルジャン、そして美味しい!!お客様も地元のファミーリーやご高齢のご夫婦、カップルや小グループが入り混じって地域に根ざしたご商売をされているんだなぁと。ちなみに英語のメニューは無いみたいなのでオランダ語ができない私たちだけでは楽しめなかっただろう。素晴らしい体験と思い出になりました。IBASHOのお二人に感謝です。ありがとうございました。

タリスに乗り込みスキポールを目指す。
行きのインターシティーと比べグレードは上だしcafeの車両もあって、これに乗ってヨーロッパを横断する列車の旅ができたら楽しいだろうなぁ。
あっという間のヨーロッパ滞在はもうすぐおわり、日本へ戻る。



2019/12/20

12/20 アントワープ へ


インターシティーのチケット、チョコレートドーナツとコーヒーを手に一番奥のプラットホーム15へ。しばし待って滑り込んできた列車の二等車へ乗り込んだ。車内に二人がけのシートがビシッと並び無駄な場所はない。そうスーツケースを置く場所がどうやらない。最初のうちは空席多くよかったが、目的駅2〜3前から雰囲気的にまずい感じ。混み合っているのにスーツケースで座席を塞いでしまっている自分がいる。ものすごい気まずい。。。

地下プラットホームから地上へ。
人種も人も多い駅前広場、そして空気が重めなのは曇が覆いアムステルダムよりやや暖かいからだろうか。
第一印象はこんな感じ。
街を歩くと建築の歴史感はこちらの方が上で、装飾も多く繊細でうつくしい。
石畳と轍がさらに歴史を感じさせる。わずか150年ほどの札幌の街からくるとその歴史の重みというのを感じるヨーロッパはすごい。


2019/12/19

12/19  アムステルダム

CTS - HKG, HKG - AMS
南で一度トランジット、地球をV字移動して早朝のスキポール空港に降りた。
午前6時外は真っ暗。早速鉄道のチケットを買い求めamsterdamへ。
セントラルステーションを薄暗い外へ踏み出すと美しい街並みと空に浮かぶ月が出迎えてくれた。


s006 w/hc35

2019/12/12

12/12 FLトクヤマ、フレームマン、アルアート加工

ANAクラウンプラザのギャリーウォールの展示を入れ替えることになりそうだ。
新作を中心に22の半切プリントを準備。
オーナー代理人とは三年ぶりのお打ち合わせだったが、あいた時間を感じさせない再開にやはり多く人とあっている代理人はさすがだ。そして今回GMとへのご挨拶もさせていただいた。オランダ出身の方と聞いて来週末にオランダの人とベルギーでミーテイングがあるということまでお話してしまった。なんだろヨーロッパがすぐそこだ。

そう、ホテルのギャラリー壁への展示からもう三年になる。
はやいものだ。
時々展示の様子をみに伺っていたが、フレスコプリントの安定感に安心して帰って来ていた。
プリントは100%FLトクヤマのフレスコジクレー、仕上げの8割フレームマン、2割アルアート加工、どちらも様にも素晴らしい仕事をしていただいたので長期の展示を経た今現在なんの問題も生じていない。






GRII

2019/12/11

12/11 usedレンズ保証修理について、アメリカMPB USA

New York からお取り寄せし使っていた HC100/2.2 USED だったが3-4ヶ月すぎた頃AFが動作しなくなった。さらにマニュアルでのピントリング操作もギアが噛み合っているようで完全動作不能。困った。
限定保証により修理をしてもらえるかの問い合わせに返信は素早くきて、そこまでは良かった。
国際発送で送り返し、7日程。到着受け取り済みなのにその会社から連絡はない。
まえに返信をくれていた担当宛てどうなっているかのメールを送るが返事がない。
メインのアドレスへ問い合わせると、受け取っていて修理チームが検証しているという。
レンズを返送してからこの返事に一ヶ月。
さらに一ヶ月半後やはり連絡はないのでどうなったか問い合わせると、10日程経ちリペアチームで対応できず他へ出す必要があったから、戻ったら連絡するという。
まぁ、最初の一週間目から不信感は積もり続けており、すでにヤラレタのかと自分が情けなくなっていたわけだが、完了したと連絡がきた。帰りの送料99USD.
New York にレンズが到着してから3ヶ月。
そして今日レンズが手元に戻った。
動く。修理完了している。奇跡に近い感動。

そもそも、ハッセルブラッド品を日本で修理依頼しても1〜3ヶ月かかるわけだから、状況を知らせてくれれば疑ったりしないのに。
信用せず申し訳なく思うけど、ちゃんと治してくれてありがとう。
問題なしです、MPB USA




戻ってきた HC100 w/Leica s006

2019/11/14

11/14 typ007

東京へ送ったカメラの状況の知らせが数日前に届いていた。

なんだかんだ考えたけど、修理しないことに。
もうこのカメラに本体代金以外に13万円ほどかかっている。
内訳は、グリッドスクリーン、S-Hアダプター、USB3.0ケーブル、これらを海外から取り寄せた。ちなみにこの三つを日本で新品を買うと30万。
さらに修理保証額に不足している14万ほど必要ということで考えに考えたが、
やめた。
cmosの取り回しの良さは認めるしTVでのA-ISOは改善され、テザーのusb3.0や動画、ライブビューまで実装されている。でもなんだろう正直typ006ほど愛着がわかないというのが根底にあるからかもしれない。
CCDのフィルム的濃厚画像、アンダー目の趣、古典的シャッターダイヤル、底面やマウント素材、これらがなかったり違ったりが物足りないのか。。
修理をやめることで、夏から使ったカメラだが返品処理をしてくださるという。まだ発売になっていない次世代S3の資金になるだろうから返品し返金願うという結論を出してみた。

もう少し安く直してくれたらこのボディーは生き続けたのに、なんだかかわいそうな気持ち。決めたのになんだか後悔の気持ちが残る。



LEICA S (Typ 007) w/Hasselblad HC80

2019/11/13

11/13  PET診断結果〜ベルギとのやりとり

病理検査結果を聞かされた翌6日、ベルギーのギャラリーへメールしていた。
しかしこのころパリフォトということを失念していた。コマーシャルギャラリーにとって忙しくとても大事な時期だった。ごめんなさい。
でも会期終了してまもないだろうにお返事をいただけた。ギャラリーの考えや私へのアドバイスもいただけてとても感謝なのです。
GRII



2019/11/11

11/11 放射性薬剤



一週間前次なる検査ということでお医者さんの支持のもと予約した FDG-PET という検査の日。
これ射性薬剤を全身に行き渡らせ、糖をより集める悪性細胞の活動を撮影するというもの。この検査へ向け夕食を最後に早朝一杯のコーヒーを飲んだだけで水のみ。検査前日から運動や飲酒もダメ。撮影直前はスマホ操作や読書も禁止され一時間ほどだら〜っと安静に。要するに体の血糖値を落として細胞たちを飢餓状態にさせ、体内に入ってきた糖質をむさぼり食べるといった具合だろうか。。
細胞たちの行動もなかなかスゴイ。分裂根性は生き意地を張る人間そのものだな。

薬剤投与後、尿から放射能が出るので床にこぼさないようにとか、検査後も妊婦さんや子供との接触を避けるよう指示された。自分自身が放射能を保持しているらしい。怖いよね。

検査費用は10万円也。これの三割負担ということなんだけど医療費というのは高額だなぁ。
さらなる結果は明日聞けるのだけど、気持ちがまるで落ち着かない。。。


2019/11/05

11/5 良悪判定

世の中二人に一人というから驚きだけど、やはり自分がそうだとなると落ち込む。

夏の人間ドックのエコーから始まった疑いがついにはっきりした訳だけど、これまで流れをざっと。

紹介状を持って総合病院を尋ね造影剤を使ったCT、良悪診断のためのMRI、全摘のすすめ、転院紹介状を持ってセカンドオピニオン的処置判断を相談、一週間後転院を決意しその場で術前検査開始、入院日左手にマジックで「ひ」と書かれ点滴始まる。全身麻酔〜左腎全摘出手術5時間、ナースステーション横の部屋で痛みに耐えるが訳あって夜中の部屋移動、翌午前中手すりにつかまりながら歩いて自室へ戻る、点滴・尿道カテーテル・脊髄付近への麻酔という管多数、術部の激痛・ぐらんぐらんの頭痛・歩くのやっとの腰痛・38度越え発熱〜発汗、術後2日目に管が抜ける、術後4日自信無いが退院、退院直後内外のとても辛い傷の痛みが半月ほどかけて日に日に緩和、20日過ぎ傷の周辺は膨らんでいるが痛みはとても緩和、一月近く経て術前体調に近づく、11/5病理検査結果を聞くために再訪院、柔らかな口調で悪性腫瘍と宣告、翌週の放射能薬剤を使用してPET検査予約。

最後の放射能薬剤を使用してPET検査で全身をスキャンし全身の転移を確認するという。
またしても結果待ち。とは言っても11/11にPET撮影し11/12に先生に結果を聞かせてもらう。
あぁ、気持ちがグラグラのままもう一週間。。。
だってこの再検査の結果により治療開始か経過観察か変わってくる。
GRII




2019/10/31

10/31 メンテナンスいくつか

einstein640


MT057C4-G のギアが壊れてしまった。
いつの頃からかギア動作が重くなっていて、鉄粉が落ち始めていたから気になっていたが放置し使い続けてしまっていたので、今回修理パーツが多そうだ。。
動作安定感がとってもいい三脚なのでもちろん治す。
見積もりが届いたハンドルとギア部品で2.3万という。ここからもう少し高くなるだろうと予想し修理依頼してみた。

先週leicaも修理、調整へ旅立った。
S 30-90mm
S typ007
せっかく入手したものたちだけど、しばしの別れとなる。





2019/10/30

10/30 復帰へは一ヶ月必要だった

新月だった月は手術の夜から光を蘇らせ、満月になった頃にようやく体がある程度自由に動かせるようになってきた。月は先日ひと周り、新月がやって来てまた次の輝きが始まった。以前のように仕事ができるまで体調が戻って来るのに一ヶ月必要だった。
日に日に回復している実感値が今回の手術のあと感じている。

さて、塩分控えめ、水摂取多め、排尿を我慢しないなど注意点多数あるけど、ここまできたらそれらを注意深く守って、内臓を大切に使わなくてはならない。


27日の西の空 GRII

2019/10/27

10/27 支部大会一夜明けて

昨夜は、ロシアの話など聞かせていただき楽しかった。ほぼ水だったので、体調良し。早く起きたのでホテル周辺を歩いてみた。


 いい霧に包まれていた朝。

S006 w/HC80


2019/10/23

10/23 typ 007

メンテナンスへ。
最近S-Hアダプターが届いてさてこれからっていう気分だったのに、
どうも起動時のメモリーカード読み込みがうまくいっていない。
電源投入日しさぁって思ってもシャッター作動せず。。。
カード読み込みエラー、無検出。。
他にも少し怪しいところあるから、各部点検もかねて修理のためにとうきょうへ送った。
また三〜四ヶ月くらい戻って来ないんだろうなぁ。

S007 w/HC80