通過した光は、光背に盧舎那仏とよく似た影を浮かび上がらせた。今年一年ありがとうございました。新年の準備にあらわれた仏さまに合掌。
小樽運河プラザでの作品展を終えた。
色々考えさせられる展示であったが、新規にプリントした二点を加え着色をのせたモノクロプリントのランドスケープとフレスコジクレー魅力が融合していい感じでした。また歴史感のある建築に時間の流れを意識した制作による写真プリントは相乗効果を考える良いきっかけになった。
ルタオ運河プラザ店のスタートに私の作品展示の話をいただき感謝しております!
やっと届いて開封したら本物だったAD200PRO II。これ、200シリーズ第三世代だろう。
WISTRO AD200 → AD200PRO → AD200PRO II
うちのAD200は2017年に導入したらしくバッテリーに貼った手書きシールからわかる。8年間現役で疲れ知らず。でもずいぶん前、型番にproが追加され光色の安定化と回転防止シュー採用がずっと気になっていた。今夏に思い切ってaliexpressにて二世代目を一台注文したんだけど受け取れず返送されてしまった。全額返金されたのでまぁいいんだけど。この時、すでに後に発売されることがアナウンスされていた三世代目。今回はモデリングLEDが光量強化とともにバイカラー化され、カラーになった液晶パネル、最新トランスミッターとのワンプッシュ連携といったところが進化した点のようだ。
年末を控えて機材更新を決めたのが11/29日。ブラックフライデーのセール価格に加えて1万円以上のクーポンも使えてしまい、日本で購入検討していた価格のおよそ1台分で2台揃うかもしれないという衝撃価格。小躍りしちゃうよね。ただ他の人のショップへの質問を見ると「本物ですか?」などの書き込みにお店の返事は無し。ちょっとした賭けになっちゃうけど思い切ってみた。。
案の定一向に発送されないし。。1週間を経てやっと荷物は出荷されたものの日本の税関あたりでまた1週間留め置かれ、ローカル配送会社に引き継がれまたまた一週間。ゆっくりゆっくり深圳から札幌まで移動してきて、24日目にしてようやく本日配達された。しかし2個口の一個しか届いていない。どうなることやら。。。
aliexpressの標準配送というのは、今後覚悟を持ってポチらなければならないといういい勉強になった。25日を要した今回のように時間に余裕を持って注文するんだな。それにしても長かったぁ。
新型のAD200導入の訳は、SL2でHSSを使うため。なんか秋にかけてそーいう撮影が多かったから盛り上がっていたんだけど、この後ちょっと静かかも。なので年明けからの普通づかいと、バイカラーのLEDを時々試してみるあたりから始めてみようと思う。
お仕事先さまからお声かけいただいた。毎年恒例の蕎麦打ち本番へ向け秋から試し打ちが続いているというのは聞いていた。その試し打ちも大詰めで本番前の最後の詰めとなったようで、わたしも試食へ誘っていただいた!
いや〜、せっかくだから、手打ちの様子も見たいです〜って言ってみたら快くオッケー出ました。
二人の打ち手が、水廻しから始めこれ意外とじっくり丁寧にダマをつくって行くんですね。そしてあるところで緑色に粉色が変わった! その玉を練り込んで一塊にしてゆき、やがて菊の花のような形状を描きながらの菊ねり、頃合いをみて円錐形に変化させる。これは空気を抜く大切な工程。この円錐を上から慎重に体重をかけて鏡餅の一玉のようになったところで打粉をひいた延し台へ移動。最初はここも慎重に手で広げてゆき大きな円形にさせる。それから長い延棒が登場し、より薄く延されてゆく。やがて四角く薄い座布団のような姿に成形していった。四角くなったら次はたたみ、そしてついに最終作業の麺切り。
茹で上がったそばを口元へ運ぶとその薫りが際立つ。そして舌の上から喉を滑り落ちていった手打ち蕎麦は、素晴らしく絶品でいい経験をさせていただきました。
ご馳走様です!
第一印象「おっ、おもたい」
第二印象「かなりしっかりしてるし作りも上質」
第三「圧板の留めの木材、うまく機能してる」
第四「圧板で押さえいないとガラスがカタカタしてちょっと心配」
とは言っても、アメリカから飛行機に乗って割れずにやってきたんだから、使いから次第で何の問題もないだろうな。そしてこうやって焼き具合が見られるんだわ。
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Youtubeやwebsiteから情報を引き出したり、PGIから取り寄せた薬品だったり、自家製写真プリントを考えてきたなかでいつも気になる存在があった。サンタフェ発のオルタナティブフォト界のキーマン。
Bostick & Sullivan
各種技法に合わせた薬材のセットや単薬、資材、露光機、コンタクトプリンターなど、旧来の写真プリントを行うために必要なものが製造販売されワークショップも開催している。加えてデジタルネガ制作のプロセスやプロファイルを提供してくれている。
サイアノとアルビュメンは露光途中のネガの焼き具合を見られる。そこで用いられているコンタクトプリンターについてなんだけど、この会社から多くのプリンターの手に行き渡っているのがわかる。動画サイトでの多くの発信制作者が使用している圧板の押さえが成形ステンレスのもの。圧板に当たる裏板が2ブロックに分かれ、一方を開け露光の進行具合を確認できる優れもので、ハンドリングもとっても良さそう。日本のPGI扱いのそれも同一品。しかも8万円ほどで在庫切れという状況に悲しくも衝動買いせずに済んだ。で、どうするか。手作りも少し考えたけど、結果B&Hによさそうなプリンターを見つけたのでそちらを取り寄せすることにした。これがあれば、現状の途中経過を見られない挟み込む仕組みから一歩進む予感。
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https://www.bostick-sullivan.com/ |
T.F氏にプリントをお願いした小樽穴滝と美深湿原を飾ってきた。配置の修正もして残りの会期を新たな気持ちで。
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「廻り~Landscapes Hokkaido」
なにげなく繰り返され、時間をかけて少しの変化をつづけているいつもの森を意識するため、
水の流れに眼をとめ「記憶色」で再構築した大判作品9点をおよそ20mの回廊に展示。
また、石灰が徐々に顔料を抱き込むフレスコにて制作。
期間中作家不在となり恐縮ではございますが、お近くをお通りの際はぜひご観覧いただけますと幸いです。
会場: ルタオ小樽運河プラザ内 二番庫回廊ギャラリー
会期: 10/11〜12/26 無休
観覧時間: 午前10時〜午後6時
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つづき。
紙はミツマタ。
薬剤は数ミリリットル単位で慎重に吸い取り、パレットに放つ。平筆でそれを吸い取り、筆先の薬剤をなじませ、軽く絞る。
薄い和紙の四隅をマスキングテープで軽く留め、ネガサイズよりやや大きめにトンボをつけ、その中を、先程の平筆で横方向に塗って行く。筆は返さずに1方向へのみだ。それを4、5回繰り返して一旦下まで行く。筆が走った。場所は色が乗るので濡れているのか濡れていないのか、およそ見分けがつく。濡れていなさそうな箇所のみ再度筆を加えた。
1回目は、1階塗り。それを段階旅行で、3分6分9分12分24分とした。どうやら12分が良さそう。
2回目は、一通り塗った紙に、2度目の塗布を試みた。これは1度目と2度目に明らかに差が出る露光結果となったので、できれば1回で塗り切るようにしたい。
3回目。ここからは、もう本番。1枚の紙に塗るには薬剤がほんの少し足りなかったので、やや多めの3ミリリットル1回分の使用量とした。要するに、筆にたっぷり含ませて1回で塗り上げるのが良さそう。とは言え、塗り足りない箇所は。追加塗りを試みている。露光時間12分。なかなか良い結果だ。
4回目、ネガを変え同じ調子で繰り返す。
5回目、ネガを変えて同じ調子で繰り返す。
6回目、ネガを変えて同じ調子で繰り返す。
7回目、ネガを変えて同じ調子で繰り返す。このネガは、天井画を撮影したものだったけど、このプリントのみ、濃い部分と薄い部分と言う画面を分断するようなムラが発生して、良い結果とは言えないプリントになった。
集中力と作業時間の関係で今日はここまでとなったけど、まだまだ結果が思ったようになっていない。次回に向けていろいろ課題ができた。
大阪と東京での制作を体験してやっぱり自分でもやってみたいと、そんな心持ちでおりました。
薬剤やその他機材のパーツ等徐々に事務所へ集まっていたのであります。昨日撮影が流れたので、ぽっかり開いたスポットに何をすべきか迷いつつ、露光機を形にすることを思いついた。3つ買った紫外線ランプ。内1本に不具合あって返品買い直しとなっていたけど、3本目も揃い、何とかこれで形になりそう。ただ点灯したところ、大阪や東京で体験した光の色や光量がちょっと違うように感じていた。とは言え、まずこの揃ったパーツで組み立ててみよう。
細長いランプを三連にして、イレブンバイフォーティーンのプリントが可能なサイズ感になったので、まずまず良い感じではないだろうか。概ねランプが形になったところですぐに試してみたいというのが心情だよね。
インクジェット用だけど、使ってなかったA4サイズの薄手和紙をメディアに、大阪用に作ったネガを用いて事務所初挑戦のサイアノプリントへ。さて、さて、2 回のワークショップ学んだことを形にできるだろうか。そして、アンナアトキンスさまのように、美しいブルーのプリントに近づけることはできるのだろうか。
小樽の歴史的建造物の中に私の作品が展示されるのは初めてのことです。縁あってお声掛けいただきました。ありがとうございます。
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「廻り~Landscapes Hokkaido」
なにげなく繰り返され、時間をかけて少しの変化をつづけているいつもの森を意識するため、
水の流れに眼をとめ「記憶色」で再構築した大判作品9点をおよそ20mの回廊に展示。
また、石灰が徐々に顔料を抱き込むフレスコにて制作。
期間中作家不在となり恐縮ではございますが、お近くをお通りの際はぜひご観覧いただけますと幸いです。
会場: ルタオ小樽運河プラザ内 二番庫回廊ギャラリー
会期: 10/11〜12/26 無休
観覧時間: 午前10時〜午後6時
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教室一番乗りしてしまったら、先生が準備を始めていて見本のガラスプリントがフレームに納まっているものを出して見せてくれた。中世の絵画のその図像も美しいが、それを引き立てる艶やかさとともに浮き上がるブルーのガラスに定着した透過絵が存在感ある。
ガラスに感光材を塗ってプリントするというのは、若き日に試みたアートエマルジョン以来。そういえば乳剤が剥離しかかったっけ。そんな当時のことを思い出す。今回はサイアノ感光剤をガラスに塗布して乾燥までしたものを先生が仕上げてくださっている。これまた先生が作成してくれたネガを使い私たち生徒が紫外線密着露光を行う。露光後画像が見えているじゃないか。「うまくいきそう」と先生。その後、そっと水洗し、薬剤の施しで色合いをシメて、ガラスプリントを水からそっとそっと上げるというものだった。
レシピを公開してくださって、それによるとポイントがいくつもあった。札幌へ戻って挑戦してみたい。
見積もり2ヶ月、修理8ヶ月と宣告されていたSシリーズのウェツラー帰還の旅はずいぶん短縮された。
備忘録として
(typ007)故障発覚、発送、不具合確認07/03、本国送依頼07/03、見積もり08/17、進行、帰国の連絡09/05
(typ006)故障発覚、発送、不具合確認07/23、本国送依頼07/25、見積もり08/28、進行、帰国の連絡09/20
その間に活躍したSL2は、AFがすばらしくモウシブンナイ。しかしながら撮影中タブレットへのプレビュー画像転送に問題を感じて、結局背中にmacbookproを背負ってcaptueroneでテザリング&ipad転送というかたちになってしまった。。これならばgfxでも同じことができたもんな。。
アーティストT.F氏に工房仕事としてプリント依頼をお願いしたらこころよくオッケーのお返事。今日の今日で対応してくれるなんて、そーいう人も会社とか、もうこの時代にはいないからね。しかも時間をかけて作品の良いところをプリントで引き出してくれる丁寧な対向に、感激〜。素晴らしい工房仕事でしたぁ。
私の問題はJPEGのみでデータを持参していたこと。意識が低くて反省しております。。
とにかく助かりまして、本当にありがと〜!!
先日5年目の経過観察へ市立札幌病院へ行ってきた。採血採尿し45分後に造影剤を使ってCT撮影。受診科の前で待っていると自分の番がやってきた。いつものM先生。「気になるところはありますか〜」と。そこで残り一つの腎臓に石灰化の疑いを指摘されている人間ドックの結果を話してみた。「う〜ん、石灰化は骨のようにctでは白く見えるからねー」と断層画像をスクロール。「ありませんよね〜」と。そうか、石灰化は無いのだ!
M先生「腎臓は問題ないですねー」「でもね」
...、おやっ。げ、もしかしてヤバイやつか!
M先生「一年おきに診てきたPSAが急にね。これ基準値が0-4.0になっていて、4.0は70代なんですー。それであなたの年齢だと、今回の数値は上限に近いんですぅヨォ」
あっ、確かに一年前より急上昇しておる。安心させるべく話術。さすがM先生!
M先生「半年後にもう一回検査しましょうねー、三月。」
あぁ、やっとこさ5年経って次は一年後の予定だったのに。。残念。でも診てもらえているのを良しよう。
というわけで、残った腎臓の調子も良いし癌の明確な再発は見られないものの、疑い箇所が残ってしまった5年目なのである。年齢による前立腺の肥大による数値の変化なのかもしれないけど、跳ね上がり方が怪しいのは自分でもわかる。しかし過剰な心配はせずに半年後の受診まで過ごしたいと思う。先生、また春によろしくお願いいたします。
ゼミの伊藤先生が来道されていたのもあったけど、2018年にミッドタウンの21_21で観た時にとっても印象に残った台湾舞台車作品が東川に来ているので、行ってきた。久しぶりの東川は遠いね。2.5時間くらい。そして寒い。15度を下回ってきている。
沈昭良「環流・帰還」展覧会は三部構成で、台湾から日本へやってきて写真を学んだ頃のモチーフ築地から始まり、ステージ、漂流と続く。私自身は「ステージ」しか観覧したことがなかったので、始まりの築地と台湾の置かれた地理的文化的な側面を内包する新作の漂流を観る事ができたのはいい機会になった。しかも伊藤先生ったら作家さんにわれわれ研究生を紹介してくれたりして。恐れ多いです。。
やなぎみわさんのグランドマザーズはとっても好きな作品で、論文の参考作例にも挙げさせていただいている。なので写真家さんというみかたでやなぎさんを捉えていたわたしだが、今回は美術家・演出家として東川へいらしていた。その舞台が台湾の「舞台車」で行われたのだ。日本に一台しかないらしい。四角いトレーラーが羽を広げ、じわじわと天面を空へ向かって突き上げると、ステージの中のギター演奏家が現れ、舞台の完成である。やがてポールダンスが始まった。やなぎさん曰く、舞台の始まりはポールダンスと決めている。というようなことをトークショウで語っていた。中盤にはアイヌ音楽アーティストの演奏にダンサーが加わりどんどん派手さを増していった。気温は13度くらいなのに、なんだか熱くて美しい。
舞台車の作品と実物を観られ、憧れのお二人の作家さんのお話を伺い、先生にも級友にも会え、良き良き機会でありました。
9/15-9/16の関西は自分にとっての新しい体験でありながら、およそ200年前の写真技術の古典。青と茶色、鉄と銀、紫外線反応と薬剤によって浮かび上がる絵、それは手作業によって風合いのあるプリントへと完成する。高速道路下の文の里会館で行われるオフィスkさんの講座は個人レッスンで丁寧に教えていただけるので、じっくり沢山トライできて素晴らしい体験ができた。ha先生からも技術者らしい成功への道を聞かせてもらったし、二日間ご一緒してくださった神戸の写真家さん、とってもありがとうございました!
動物園駅すぐ横のホテル滞在にしたんだけど、そのすぐ横のアーケード街がカオスでさ。昼からカウンターで歌えるカラオケ居酒屋がた〜くさん。ねえさんたちが客引きもしてて。。地下鉄の階段下では倒れているおじさん。。なんか怖いエリアかもです。先生に宿泊先エリアのことを話したら、地元住民でも行ったことのないエリアだそうで。。。
今朝目覚めて思ったのが明日の準備が整っていないことと、人を撮影した時のタイミングのズレ。どうやらミラーレスの機械シャッターと、レフ機の機械シャッターとではタイミングが違うみたい。そもそもフラッシュ併用で混乱しないようメカシャッターを選択してたけど、先幕を一回閉じて、走らせて、後幕も閉じて、後幕だけまた開く的な動きと理解して良いのだろうか。だとすると、なんか動作多いし。レフ機とのタイミングの違いってやっぱありそう。調べてみても、ミラーレスにはレンズシャッター、メカニカルシャッター(おそらくフォーカルプレーン)に加え、電子シャッター、画素一斉読み出し、ラインごとの読み出し、ローリング、先幕電子、グローバルなどと昔の写真家には理解し難いシャッター機構が満載で、結局ところ理解に苦しむし混乱している。技術は合理的で人間味あるもののみを突き詰めてほしいけれど、もはやそれは無理。こちらから学んで理解してゆくか諦めるか。。。
それと機材を一つ更新すると付随するものも更新が必要になることが多くて、今回もカメラ本体を追加したことでフラッシュトランスミッターを追加購入した。ところが旧型フラッシュAD200のためそのままでは非対応箇所があることがわ発覚。そこでフラッシュ本体のファームアップを試みるもpcが認識してくれない。。そんなわけで新型200proを注文した。ところがこれが配送されない事態で返金処理対応中。。。あぁーあ。
先週から今日にかけて、夏期レポート提出完了で少し落ち着いた。芸術文化特論1600w、写真映像特論4000w、制作行為原論1200w、芸術史近現代1200w、芸術史ヨーロッパ1200w。問題が中身なのはもちろんわかっているもの、自分としてはできることを高められたと考えている。
今回レポート特に特論は、台風の影響で関西行きがキャンセルとなったおかげで、推敲をじっくり進めることができ、時間をとれてよかったと思う。もし台風が来ていなかったら、てんやわんやだったに違いないから。でも、 この週末の大阪旅程は台風10号の影響でキャンセルは無料でよかったんだけど、再日程の旅費は3〜4倍ということになってしまい。またまた震えてる。。
8/8にライカストアマイアミへ問い合わせたslカメラについて返事がきていた。このストアから以前旅立ち、大切に維持したオーナーから引き取ったものという。メンテナンスもおこたりなく、予備バッテリーが2本付いているという。画像をWeTransfarで数枚送ってくださったのを拝見すると、傷みや使用感なくとってもきれいでね。おねがいすることにした。
このストアは数千ドル以上のものはインターナショナルシッピングも無料となる。前にS007を頼んだ時もそうだった。会計画面でもちろん無料のupsを選んだのは、支払い総額が2万円くらい違うからね。ところがちゃっかりそれを選んだためだろうか、ルイビルにおよそ7日間も留め置かれ、8/16やっとこさ成田までやってきた模様。しかし関東は台風直撃中。どうなることやら。。
段ボール箱小さい。しかもなんか軽い。なんか嫌な感じ。。でも開梱すると黒いオリジナルボックスがあらわれた。中には案内の通り予備を含めバッテリー3個入り。モノは事前に送ってもらって見せていただいた写真の通り一部角に白いとこあるけどほぼほぼ使用感なしでとっても綺麗。綺麗すぎるから指でちょっとだけ撫ぜた後は写真整理用の白手袋を装着してみたりして。電池は全て完全放電されていて、まずは充電待ちしながら本体のフロントキャップを外しブルックリンから数日前に届いていたS-Lアダプターをそっと装着、そして手元のSummarit70csを。ずっしりしたマウントの精度がいい。これで形としては完成。もういいかなって充電完了するのを待ちきれず、一本恐る恐る装着して電源オン!なんか液晶にアニメーションが流れた。これ毎回だとカメラの起動はとっても時間がかかるぞー。もう一度オフにして再度オンで同じアニメーション。。でも今のところこれもなんかいいかも。電源入れるたびにライカアニメーションは特別感ありありだわ。でも、その分起動はとっても遅いのであります。。。そして、シャッターボタン半押しでピントが、作動、驚く。しかしどうやらシングルのみのようであるけどマニュアルフォーカスのみかと思って泣いていたので、いやいや、ホントよかったわ。
『Leica S-Adapter L』はほとんど出回らないマウントアダプター。
まぁ、うちのカメラはHもそうだけどSも同様で、これらのユーザーというのはほとんどいなくて、おそらく日本全体でも世界でも層は極めて小さいのだと思われる。なので、レンズを初めパーツなどユーズドの出現率は極めて低く、出てきてもそこそこ高価なのね。
このS-Lアダプターの存在は知っていたけど、最高に高価だし、SLカメラを所持予定もないので必要ではなかった。また中古で見かけること皆無である。そんなアダプターがSLの検討を始めた途端にほんと奇跡的にひょっこり市場に出てきた。
迷っているとすぐになくなる中古市場なので思い切ってすぐに決済まで進め、そいつがNYからやってきた。けっこう大きなはこのなかで沢山の緩衝材に包まれポツッと銀色の箱が鎮座。
オリジナルボックスにはインストラクションと出荷検品サイン、アダプター本体と三脚座が鎮座していた。手に取ろうとすると、ひんやりした感触に手触りのきめ細かさがSクラス。そして非常に重い。
これでうまくゆけば手元にある3本のSシリーズレンズがsl2で使える。しかし説明書を読んでみて、ここの記載のみが実際であることと捉えるならば、そこには驚きの事実がかくされていて、それでいま正直ふるえている。。