Youtubeやwebsiteから情報を引き出したり、PGIから取り寄せた薬品だったり、自家製写真プリントを考えてきたなかでいつも気になる存在があった。サンタフェ発のオルタナティブフォト界のキーマン。
Bostick & Sullivan
各種技法に合わせた薬材のセットや単薬、資材、露光機、コンタクトプリンターなど、旧来の写真プリントを行うために必要なものが製造販売されワークショップも開催している。加えてデジタルネガ制作のプロセスやプロファイルを提供してくれている。
サイアノとアルビュメンは露光途中のネガの焼き具合を見られる。そこで用いられているコンタクトプリンターについてなんだけど、この会社から多くのプリンターの手に行き渡っているのがわかる。動画サイトでの多くの発信制作者が使用している圧板の押さえが成形ステンレスのもの。圧板に当たる裏板が2ブロックに分かれ、一方を開け露光の進行具合を確認できる優れもので、ハンドリングもとっても良さそう。日本のPGI扱いのそれも同一品。しかも8万円ほどで在庫切れという状況に悲しくも衝動買いせずに済んだ。で、どうするか。手作りも少し考えたけど、結果B&Hによさそうなプリンターを見つけたのでそちらを取り寄せすることにした。これがあれば、現状の途中経過を見られない挟み込む仕組みから一歩進む予感。
https://www.bostick-sullivan.com/ |