2019/11/14

11/14 typ007

東京へ送ったカメラの状況の知らせが数日前に届いていた。

なんだかんだ考えたけど、修理しないことに。
もうこのカメラに本体代金以外に13万円ほどかかっている。
内訳は、グリッドスクリーン、S-Hアダプター、USB3.0ケーブル、これらを海外から取り寄せた。ちなみにこの三つを日本で新品を買うと30万。
さらに修理保証額に不足している14万ほど必要ということで考えに考えたが、
やめた。
cmosの取り回しの良さは認めるしTVでのA-ISOは改善され、テザーのusb3.0や動画、ライブビューまで実装されている。でもなんだろう正直typ006ほど愛着がわかないというのが根底にあるからかもしれない。
CCDのフィルム的濃厚画像、アンダー目の趣、古典的シャッターダイヤル、底面やマウント素材、これらがなかったり違ったりが物足りないのか。。
修理をやめることで、夏から使ったカメラだが返品処理をしてくださるという。まだ発売になっていない次世代S3の資金になるだろうから返品し返金願うという結論を出してみた。

もう少し安く直してくれたらこのボディーは生き続けたのに、なんだかかわいそうな気持ち。決めたのになんだか後悔の気持ちが残る。



LEICA S (Typ 007) w/Hasselblad HC80

2019/11/13

11/13  PET診断結果〜ベルギとのやりとり

病理検査結果を聞かされた翌6日、ベルギーのギャラリーへメールしていた。
しかしこのころパリフォトということを失念していた。コマーシャルギャラリーにとって忙しくとても大事な時期だった。ごめんなさい。
でも会期終了してまもないだろうにお返事をいただけた。ギャラリーの考えや私へのアドバイスもいただけてとても感謝なのです。
GRII



2019/11/11

11/11 放射性薬剤



一週間前次なる検査ということでお医者さんの支持のもと予約した FDG-PET という検査の日。
これ射性薬剤を全身に行き渡らせ、糖をより集める悪性細胞の活動を撮影するというもの。この検査へ向け夕食を最後に早朝一杯のコーヒーを飲んだだけで水のみ。検査前日から運動や飲酒もダメ。撮影直前はスマホ操作や読書も禁止され一時間ほどだら〜っと安静に。要するに体の血糖値を落として細胞たちを飢餓状態にさせ、体内に入ってきた糖質をむさぼり食べるといった具合だろうか。。
細胞たちの行動もなかなかスゴイ。分裂根性は生き意地を張る人間そのものだな。

薬剤投与後、尿から放射能が出るので床にこぼさないようにとか、検査後も妊婦さんや子供との接触を避けるよう指示された。自分自身が放射能を保持しているらしい。怖いよね。

検査費用は10万円也。これの三割負担ということなんだけど医療費というのは高額だなぁ。
さらなる結果は明日聞けるのだけど、気持ちがまるで落ち着かない。。。


2019/11/05

11/5 良悪判定

世の中二人に一人というから驚きだけど、やはり自分がそうだとなると落ち込む。

夏の人間ドックのエコーから始まった疑いがついにはっきりした訳だけど、これまで流れをざっと。

紹介状を持って総合病院を尋ね造影剤を使ったCT、良悪診断のためのMRI、全摘のすすめ、転院紹介状を持ってセカンドオピニオン的処置判断を相談、一週間後転院を決意しその場で術前検査開始、入院日左手にマジックで「ひ」と書かれ点滴始まる。全身麻酔〜左腎全摘出手術5時間、ナースステーション横の部屋で痛みに耐えるが訳あって夜中の部屋移動、翌午前中手すりにつかまりながら歩いて自室へ戻る、点滴・尿道カテーテル・脊髄付近への麻酔という管多数、術部の激痛・ぐらんぐらんの頭痛・歩くのやっとの腰痛・38度越え発熱〜発汗、術後2日目に管が抜ける、術後4日自信無いが退院、退院直後内外のとても辛い傷の痛みが半月ほどかけて日に日に緩和、20日過ぎ傷の周辺は膨らんでいるが痛みはとても緩和、一月近く経て術前体調に近づく、11/5病理検査結果を聞くために再訪院、柔らかな口調で悪性腫瘍と宣告、翌週の放射能薬剤を使用してPET検査予約。

最後の放射能薬剤を使用してPET検査で全身をスキャンし全身の転移を確認するという。
またしても結果待ち。とは言っても11/11にPET撮影し11/12に先生に結果を聞かせてもらう。
あぁ、気持ちがグラグラのままもう一週間。。。
だってこの再検査の結果により治療開始か経過観察か変わってくる。
GRII




2019/10/31

10/31 メンテナンスいくつか

einstein640


MT057C4-G のギアが壊れてしまった。
いつの頃からかギア動作が重くなっていて、鉄粉が落ち始めていたから気になっていたが放置し使い続けてしまっていたので、今回修理パーツが多そうだ。。
動作安定感がとってもいい三脚なのでもちろん治す。
見積もりが届いたハンドルとギア部品で2.3万という。ここからもう少し高くなるだろうと予想し修理依頼してみた。

先週leicaも修理、調整へ旅立った。
S 30-90mm
S typ007
せっかく入手したものたちだけど、しばしの別れとなる。





2019/10/30

10/30 復帰へは一ヶ月必要だった

新月だった月は手術の夜から光を蘇らせ、満月になった頃にようやく体がある程度自由に動かせるようになってきた。月は先日ひと周り、新月がやって来てまた次の輝きが始まった。以前のように仕事ができるまで体調が戻って来るのに一ヶ月必要だった。
日に日に回復している実感値が今回の手術のあと感じている。

さて、塩分控えめ、水摂取多め、排尿を我慢しないなど注意点多数あるけど、ここまできたらそれらを注意深く守って、内臓を大切に使わなくてはならない。


27日の西の空 GRII

2019/10/27

10/27 支部大会一夜明けて

昨夜は、ロシアの話など聞かせていただき楽しかった。ほぼ水だったので、体調良し。早く起きたのでホテル周辺を歩いてみた。


 いい霧に包まれていた朝。

S006 w/HC80


2019/10/23

10/23 typ 007

メンテナンスへ。
最近S-Hアダプターが届いてさてこれからっていう気分だったのに、
どうも起動時のメモリーカード読み込みがうまくいっていない。
電源投入日しさぁって思ってもシャッター作動せず。。。
カード読み込みエラー、無検出。。
他にも少し怪しいところあるから、各部点検もかねて修理のためにとうきょうへ送った。
また三〜四ヶ月くらい戻って来ないんだろうなぁ。

S007 w/HC80


10/23 MT057C4-G


うちのマンフロットが壊れた。
MT057C4-G。これMT057の四段ギア付きというもの。
いつの頃だったかギア部分がややきつくなり、やがてギア部を削りはじめてしまっているのはわかっていたものの放置していた。そして今日ついにエレベーターが効かずセンターポールが上がらない。そっとあげると落ちる。ギアがバカになってしまった。。



P25+ w/HC120 w/einstein640

2019/10/10

H6D テザー

うまくゆかないテザー撮影。
最近H6D100CがMacBookProとの接続撮影時にUSB2.0接続になってしまう。
これ、MacOSをマイナーアップした後からのような感じ。

で、あれやこれやと試した結果よかったのは購入時に同梱されていたリピーターケーブルに変えることだった。
カメラとmacの距離が3mほどで短いのが時に不快ではあるが、しばらくこの状態で安定運用させたい。と思う。

その後、同梱リピータケーブル以外のものでも全長が4m程度に抑えられていれば、USB3で接続されることがわかった。



2019/10/07

10/7 ありがとう


leica japan からカメラとは別に戻ってきたマイネッテのアルミケースと北海道を旅したアンディさんからのプレゼントを写真に留めた。




2019/10/06

10/6 術後経過



新月の翌日に腹を切ってから、今日の月は半分ひかるところまで進んだ。
月が出だしてからというもの毎晩悪夢というかうまく行かない夢が続いている。
登場人物は決まって古い知り合い達。
うなされているかのようだし起きた時の不快感といったらない。
ひどい。
10/1が術後1日目だから早いもので6日経過した。

体温は二日目の夜に38度を超えたがそれ以外ほぼ平熱を維持している。
その晩、絞りでるような汗の量に参ったが、退院後の夜も同様にまたひどかった。
寝汗が不快で着替えたほど。

痛みは、なんとかコントロールされてきたのかもしれない。
1〜2日目は堪えようのない激痛が襲い、寝返りもできずベッドサイドのアルミ柵を力のでる限りぎゅっと掴んで凌ぐほど。薬も強いものを交え二種類使っていた。それがこのところは服用間隔4時間の痛み止め薬を二回飲んでなんとかなるほどまできた。

昨日今日は7000歩9400歩を歩き自主リハビリで体力回復を目指す。
しかし、そう歩幅は出ずひたすら時間のかかる状況がもどかしい。
でも病院では給湯室までほんの10数メートルさえ苦行。まずベットから起き上がるのが一苦労だし靴すらすんなり履けない。ようやく床を離れても体は前に丸まり顔をあげられないし何かに掴まらなくては立っていられないので、点滴のスタンドや廊下の手すりに助けられた。


2019/09/30

9/30 まもなく呼ばれる


今回50歳の節目ドックにて胃カメラ、脳MRIを初受診した。大腸内視鏡以外ほとんどの検査をやってもらったと思う。
その中で一箇所、再検査という結果だったがこれがよくなかった。
近所の大きな病院の先生は、なんともない確認ができればいいよねって手際よくCT撮影し検査してくれたが、撮影された画像からすぐに部位の摘出を勧められ判断に迷っている私にMRI撮影で良悪判定できないか撮ってみようということになった。
しかし結果は同じで判断がつかないらしい。
画像診断では悪いほうの確率が高いと思われるのでやはり切除しようという。
良性かもしれない腫瘍を臓器丸ごとを取ってしまうのに、正直悩んだ。
でも悪性だとこれはもっと深刻な事態になりかねないという。というか自分もそう思う。
しかし迷う。
セカンドオピニオン。というか戻ってもいいよという転院紹介状を持って別病院を受診した。
診断結果の資料をみてもらい相談したところ、出てきた答えはまったく同じもの。
厳密に思い返すと、もう少しはっきり全摘出を進められそれ以外の判断は無いらしい。
決心を固め同意。あとはお医者さんに託そう。
北の街札幌には札幌医大系と北大医学部系の病院というかお医者さんがいらっしゃって、今回のケースではどちらも、全身麻酔後腹腔鏡手術にて腎臓全摘出を行い、摘出臓器の病理検査をするというもの。

腫瘍は腎臓の中心に5cmほど影のように鎮座している。大きく場所が中央部。
部分や生検では、悪性の場合転移の危険性が一気に増す。なので、、、左腎全摘。
そんなこんなで三ヶ月ほど経た。ドックは夏前だったから4−5ヶ月。
9/27に入院し、経理のこと写真作品のこと読書などしながら入院生活を過ごしていた。
もうすぐ予定の9月30日午後1時。

迎えがきたら病室から歩いて手術室へ向かう。
なんとも言えない。緊張感。窓の外は明け方からかわらない快晴で藻岩山がはっきりしている。次に意識が戻った時には、間違いなく一つなくなっている。

左腎に感謝、これまで半世紀頑張ってくれていた。ありがとう。
GX100


2019/09/25

9/25 今日の三角点

この次はいつ来られるだろうか。。。



2019/09/13

プリンター入れ替え

なんだか寿命の短った気がする5V。いつ入れたかというとフレスコジクレーをやらせていただいた2013から2014にかけてだったと思う。自分が導入してすぐに2型になったが買い替えを見送ったので5年ほど使ったがここにきて不調。その上廃インクいっぱいとの警告なのでwebページを調べるとメンテナンス受付終了が8/31。ついこの前じゃん。。
タイマーでもついているかのようなタイミングで壊れるというかしこさに、がっかり。
そんな訳で前から欲しかったA2機を導入。これも発売から随分経過した3Vなので、そこそこ使ったら調子悪くなってメンテナンス期間終了でどうにもならないのだろうか。。。

その3vを配達していただいてうまく受け取れたので、今日のうちセッテイング完了。夕方には気になっていた展覧へアーティストトークを聞きに行く。



2019/07/22

7/22 高灯篭

とても蒸し暑い中、夕涼みにもならない町歩き。
初めての地だから、やっぱり少し歩いて見たい。
なんか良いとこだね。福岡博多。
明日終日の撮影が終わったらすぐに帰路につく。

5D4  EF1.2 50mm

2019/07/21

7/21 今日の三角点

7/21 今日の三角点

HC80/2.8  H4D50

2019/07/20

7/20 樽前

樽前。雲の中の山、そこからは霞む下界、
雲の中からかすかな支笏湖が見える。
H4D50 w/HC80/2.8

2019/07/10

7/10 今日の三角点

暑い1日だった。




2019/07/03

East MacDonnell


街を出るとあっという間に荒野が広がる。その広い広い真っ赤な土地は砂漠であり牧場である。一部簡易的柵が設けられているもののそのほとんどで牛たちが自由に道路を横切れるようだ。実際バッファローと思われる黒く巨大な生きのもが道路脇に横たわわっていた。自分は生きたカンガルーには出会わなかったが時折放置された死体を見るに彼らも道路を横切っている。
レンタカーの保険では、夜間や未舗装は適応外と赤いスタンプが押され強調されていたから注意が必要だし、そういった場所や時間に事故が多そうだからなんとかならないのかと疑問に思ったりした。まぁ、110キロや130キロの時速で走っていて突然動物が現れたらおそらく無事ではいられないだろう、素人さんは夜間のドライブは避けるべきということか。

太陽が容赦無く照りつける、広い大地を走り抜けている中ブッシュの奥に白く大きなものが目に止まった。道路脇に車を停め歩いて近づいてみると数頭の牛の死骸がカラカラに干上がっている。動物に食べられたのか肉を失い骨だけになったもの。皮が残ってリアルに生きていた姿に近いもの。なぜこうなるのか。夜一桁の気温は日中は30近くまで上がる。空気は乾燥し赤い大地に水は見当たらないうえ、太陽がひときわ強く照りつけ日陰が少ない。柔らかくて美味しそうな草などもちろんどこにもない。ここに放たれると生き続けることの高度な技が必要であると同時に危険も多いのが想像される。
どうりで見かける牛たちはみな研ぎ澄まされた体型をしているわけだ。生き続ける術を持っているということか。

マクドネル国立公園の東へ車を走らせる。西のララピンタに続いて東のトレフィナ渓谷でのブッシュウォーク。大地に恐竜の背骨のごとく左右にのびる巨大岩盤の山がマクドネルナショナルパーク。何百キロに及ぶ山の数カ所でギャップや谷が存在しそれら切れ目では雨期には大量の水が通り抜けるという。
この時期全く水のない干上がったトレフィナも大きく広い川床があらわになりその両岸の険しく切り立った岩から見下ろしたり砂の川床を通るトレイルコースになっている。
休憩している自分に、どこからきたんだとか、ここは初めてかいと簡単な会話だけど積極的に話しかけてくれるのが嬉しく楽しい。
6kmほど歩き壁画にも出会えた。帰路ブッシュの中に動くものを見つけると向こうもこちらを気にしている。
ディンゴ!