2016/07/02

7/2 縄文や画家の痕跡

雨のなか、環状列石を三カ所まわってきた。
3500年前の縄文のころのものというから、なんというかじーんとする。
大粒の雨が石をぬらして、湿った大地と濡れた石々、湿度のあがった空気と森の一体感がなんともいえない。
石に囲まれた中心にお墓があったというから、厳かな、人と神のつながるところなのかもしれない。
緊張する。

西村計雄美術館に脚を伸ばし、初期の頃〜パリ〜晩年の作品を見てこれた。
世界を旅して、住み、描き、ふるさと共和にこうして作品があつまっている。
終わりのない画業というところになにかヒントがつかめたような。いやヒントにしたい。
表現法ももちろん。
やっとだけれど、見に行けてよかった。