2012/05/03

休日読書

今日は休み。
天気予報は雨。なので読書を。
読みかけの吉村作品があるのにもかかわらず、休みとはいえ写真について考えたいともおもうので杉本博司氏の「アートの起源」に手を出した。
書店にて見つけて買い置いていた一冊を朝から読み進めてみた。

考えること、思い出すこと、そして検証の視野を広げよう。
今後の写真家人生を生きるヒントにしたい一冊。


写真の話しとは関係ないんだけど、真珠湾攻撃への出陣が択捉島単冠湾だったという話し、今回の杉本氏の高松宮殿下記念世界文化賞編のところにも、先日読んだ吉村昭氏のハワイ奇襲艦隊を目にした女性のところにもあって、自分の住む地域のはなしであることがあらためて太平洋戦争を考えるきっかけになる。
今年3月20日の新聞にて、稚内の旧海軍大湊通信隊稚内分遺隊幕別送信所庁舎が雪で損壊という記事が載った。ここは真珠湾攻撃の暗号電文を中継したとされるという記事だっただ、なぜ稚内なのかという疑問の応えがそこにあった。