2019/12/23

12/23 アントウェルペン滞在

二人一緒に揃ってお会いするのは一昨日が初めて。マルティンさんとは一年ぶり、アンヌマリーさんとは八ヶ月ぶり。無名の作家であるにも関わらず、企画展『Hatsuyuki』に組み込んでいただいたのは、先に扱っていただいた手製本が売れたというのが大きかったのだろうか。
ちなみに他の作家は実力作家ばかりであるので本当に恐れ多い。。。
その夜、旧市街のクリスマスマーケットで惜しげも無くたっぷり注がれるグリューワインを楽しめた。

昨日は紹介されたギャラリーとFOMUミュージアム、それからベルギー在住日本人写真作家KumiOguroさんに会えた。
キュートな子供達も一緒の6人でのディナーだったから昨夜はさらに楽しく過ごさせていただいた。雰囲気抜群の料理店では地元のフードを丁寧に料理し、ビールにジンも楽しめる。どれもベルジャン、そして美味しい!!お客様も地元のファミーリーやご高齢のご夫婦、カップルや小グループが入り混じって地域に根ざしたご商売をされているんだなぁと。ちなみに英語のメニューは無いみたいなのでオランダ語ができない私たちだけでは楽しめなかっただろう。素晴らしい体験と思い出になりました。IBASHOのお二人に感謝です。ありがとうございました。

タリスに乗り込みスキポールを目指す。
行きのインターシティーと比べグレードは上だしcafeの車両もあって、これに乗ってヨーロッパを横断する列車の旅ができたら楽しいだろうなぁ。
あっという間のヨーロッパ滞在はもうすぐおわり、日本へ戻る。



2019/12/20

12/20 アントワープ へ


インターシティーのチケット、チョコレートドーナツとコーヒーを手に一番奥のプラットホーム15へ。しばし待って滑り込んできた列車の二等車へ乗り込んだ。車内に二人がけのシートがビシッと並び無駄な場所はない。そうスーツケースを置く場所がどうやらない。最初のうちは空席多くよかったが、目的駅2〜3前から雰囲気的にまずい感じ。混み合っているのにスーツケースで座席を塞いでしまっている自分がいる。ものすごい気まずい。。。

地下プラットホームから地上へ。
人種も人も多い駅前広場、そして空気が重めなのは曇が覆いアムステルダムよりやや暖かいからだろうか。
第一印象はこんな感じ。
街を歩くと建築の歴史感はこちらの方が上で、装飾も多く繊細でうつくしい。
石畳と轍がさらに歴史を感じさせる。わずか150年ほどの札幌の街からくるとその歴史の重みというのを感じるヨーロッパはすごい。


2019/12/19

12/19  アムステルダム

CTS - HKG, HKG - AMS
南で一度トランジット、地球をV字移動して早朝のスキポール空港に降りた。
午前6時外は真っ暗。早速鉄道のチケットを買い求めamsterdamへ。
セントラルステーションを薄暗い外へ踏み出すと美しい街並みと空に浮かぶ月が出迎えてくれた。


s006 w/hc35

2019/12/12

12/12 FLトクヤマ、フレームマン、アルアート加工

ANAクラウンプラザのギャリーウォールの展示を入れ替えることになりそうだ。
新作を中心に22の半切プリントを準備。
オーナー代理人とは三年ぶりのお打ち合わせだったが、あいた時間を感じさせない再開にやはり多く人とあっている代理人はさすがだ。そして今回GMとへのご挨拶もさせていただいた。オランダ出身の方と聞いて来週末にオランダの人とベルギーでミーテイングがあるということまでお話してしまった。なんだろヨーロッパがすぐそこだ。

そう、ホテルのギャラリー壁への展示からもう三年になる。
はやいものだ。
時々展示の様子をみに伺っていたが、フレスコプリントの安定感に安心して帰って来ていた。
プリントは100%FLトクヤマのフレスコジクレー、仕上げの8割フレームマン、2割アルアート加工、どちらも様にも素晴らしい仕事をしていただいたので長期の展示を経た今現在なんの問題も生じていない。






GRII

2019/12/11

12/11 usedレンズ保証修理について、アメリカMPB USA

New York からお取り寄せし使っていた HC100/2.2 USED だったが3-4ヶ月すぎた頃AFが動作しなくなった。さらにマニュアルでのピントリング操作もギアが噛み合っているようで完全動作不能。困った。
限定保証により修理をしてもらえるかの問い合わせに返信は素早くきて、そこまでは良かった。
国際発送で送り返し、7日程。到着受け取り済みなのにその会社から連絡はない。
まえに返信をくれていた担当宛てどうなっているかのメールを送るが返事がない。
メインのアドレスへ問い合わせると、受け取っていて修理チームが検証しているという。
レンズを返送してからこの返事に一ヶ月。
さらに一ヶ月半後やはり連絡はないのでどうなったか問い合わせると、10日程経ちリペアチームで対応できず他へ出す必要があったから、戻ったら連絡するという。
まぁ、最初の一週間目から不信感は積もり続けており、すでにヤラレタのかと自分が情けなくなっていたわけだが、完了したと連絡がきた。帰りの送料99USD.
New York にレンズが到着してから3ヶ月。
そして今日レンズが手元に戻った。
動く。修理完了している。奇跡に近い感動。

そもそも、ハッセルブラッド品を日本で修理依頼しても1〜3ヶ月かかるわけだから、状況を知らせてくれれば疑ったりしないのに。
信用せず申し訳なく思うけど、ちゃんと治してくれてありがとう。
問題なしです、MPB USA




戻ってきた HC100 w/Leica s006

2019/11/14

11/14 typ007

東京へ送ったカメラの状況の知らせが数日前に届いていた。

なんだかんだ考えたけど、修理しないことに。
もうこのカメラに本体代金以外に13万円ほどかかっている。
内訳は、グリッドスクリーン、S-Hアダプター、USB3.0ケーブル、これらを海外から取り寄せた。ちなみにこの三つを日本で新品を買うと30万。
さらに修理保証額に不足している14万ほど必要ということで考えに考えたが、
やめた。
cmosの取り回しの良さは認めるしTVでのA-ISOは改善され、テザーのusb3.0や動画、ライブビューまで実装されている。でもなんだろう正直typ006ほど愛着がわかないというのが根底にあるからかもしれない。
CCDのフィルム的濃厚画像、アンダー目の趣、古典的シャッターダイヤル、底面やマウント素材、これらがなかったり違ったりが物足りないのか。。
修理をやめることで、夏から使ったカメラだが返品処理をしてくださるという。まだ発売になっていない次世代S3の資金になるだろうから返品し返金願うという結論を出してみた。

もう少し安く直してくれたらこのボディーは生き続けたのに、なんだかかわいそうな気持ち。決めたのになんだか後悔の気持ちが残る。



LEICA S (Typ 007) w/Hasselblad HC80

2019/11/13

11/13  PET診断結果〜ベルギとのやりとり

病理検査結果を聞かされた翌6日、ベルギーのギャラリーへメールしていた。
しかしこのころパリフォトということを失念していた。コマーシャルギャラリーにとって忙しくとても大事な時期だった。ごめんなさい。
でも会期終了してまもないだろうにお返事をいただけた。ギャラリーの考えや私へのアドバイスもいただけてとても感謝なのです。
GRII



2019/11/11

11/11 放射性薬剤



一週間前次なる検査ということでお医者さんの支持のもと予約した FDG-PET という検査の日。
これ射性薬剤を全身に行き渡らせ、糖をより集める悪性細胞の活動を撮影するというもの。この検査へ向け夕食を最後に早朝一杯のコーヒーを飲んだだけで水のみ。検査前日から運動や飲酒もダメ。撮影直前はスマホ操作や読書も禁止され一時間ほどだら〜っと安静に。要するに体の血糖値を落として細胞たちを飢餓状態にさせ、体内に入ってきた糖質をむさぼり食べるといった具合だろうか。。
細胞たちの行動もなかなかスゴイ。分裂根性は生き意地を張る人間そのものだな。

薬剤投与後、尿から放射能が出るので床にこぼさないようにとか、検査後も妊婦さんや子供との接触を避けるよう指示された。自分自身が放射能を保持しているらしい。怖いよね。

検査費用は10万円也。これの三割負担ということなんだけど医療費というのは高額だなぁ。
さらなる結果は明日聞けるのだけど、気持ちがまるで落ち着かない。。。


2019/11/05

11/5 良悪判定

世の中二人に一人というから驚きだけど、やはり自分がそうだとなると落ち込む。

夏の人間ドックのエコーから始まった疑いがついにはっきりした訳だけど、これまで流れをざっと。

紹介状を持って総合病院を尋ね造影剤を使ったCT、良悪診断のためのMRI、全摘のすすめ、転院紹介状を持ってセカンドオピニオン的処置判断を相談、一週間後転院を決意しその場で術前検査開始、入院日左手にマジックで「ひ」と書かれ点滴始まる。全身麻酔〜左腎全摘出手術5時間、ナースステーション横の部屋で痛みに耐えるが訳あって夜中の部屋移動、翌午前中手すりにつかまりながら歩いて自室へ戻る、点滴・尿道カテーテル・脊髄付近への麻酔という管多数、術部の激痛・ぐらんぐらんの頭痛・歩くのやっとの腰痛・38度越え発熱〜発汗、術後2日目に管が抜ける、術後4日自信無いが退院、退院直後内外のとても辛い傷の痛みが半月ほどかけて日に日に緩和、20日過ぎ傷の周辺は膨らんでいるが痛みはとても緩和、一月近く経て術前体調に近づく、11/5病理検査結果を聞くために再訪院、柔らかな口調で悪性腫瘍と宣告、翌週の放射能薬剤を使用してPET検査予約。

最後の放射能薬剤を使用してPET検査で全身をスキャンし全身の転移を確認するという。
またしても結果待ち。とは言っても11/11にPET撮影し11/12に先生に結果を聞かせてもらう。
あぁ、気持ちがグラグラのままもう一週間。。。
だってこの再検査の結果により治療開始か経過観察か変わってくる。
GRII




2019/10/31

10/31 メンテナンスいくつか

einstein640


MT057C4-G のギアが壊れてしまった。
いつの頃からかギア動作が重くなっていて、鉄粉が落ち始めていたから気になっていたが放置し使い続けてしまっていたので、今回修理パーツが多そうだ。。
動作安定感がとってもいい三脚なのでもちろん治す。
見積もりが届いたハンドルとギア部品で2.3万という。ここからもう少し高くなるだろうと予想し修理依頼してみた。

先週leicaも修理、調整へ旅立った。
S 30-90mm
S typ007
せっかく入手したものたちだけど、しばしの別れとなる。





2019/10/30

10/30 復帰へは一ヶ月必要だった

新月だった月は手術の夜から光を蘇らせ、満月になった頃にようやく体がある程度自由に動かせるようになってきた。月は先日ひと周り、新月がやって来てまた次の輝きが始まった。以前のように仕事ができるまで体調が戻って来るのに一ヶ月必要だった。
日に日に回復している実感値が今回の手術のあと感じている。

さて、塩分控えめ、水摂取多め、排尿を我慢しないなど注意点多数あるけど、ここまできたらそれらを注意深く守って、内臓を大切に使わなくてはならない。


27日の西の空 GRII

2019/10/27

10/27 支部大会一夜明けて

昨夜は、ロシアの話など聞かせていただき楽しかった。ほぼ水だったので、体調良し。早く起きたのでホテル周辺を歩いてみた。


 いい霧に包まれていた朝。

S006 w/HC80


2019/10/23

10/23 typ 007

メンテナンスへ。
最近S-Hアダプターが届いてさてこれからっていう気分だったのに、
どうも起動時のメモリーカード読み込みがうまくいっていない。
電源投入日しさぁって思ってもシャッター作動せず。。。
カード読み込みエラー、無検出。。
他にも少し怪しいところあるから、各部点検もかねて修理のためにとうきょうへ送った。
また三〜四ヶ月くらい戻って来ないんだろうなぁ。

S007 w/HC80


10/23 MT057C4-G


うちのマンフロットが壊れた。
MT057C4-G。これMT057の四段ギア付きというもの。
いつの頃だったかギア部分がややきつくなり、やがてギア部を削りはじめてしまっているのはわかっていたものの放置していた。そして今日ついにエレベーターが効かずセンターポールが上がらない。そっとあげると落ちる。ギアがバカになってしまった。。



P25+ w/HC120 w/einstein640

2019/10/10

H6D テザー

うまくゆかないテザー撮影。
最近H6D100CがMacBookProとの接続撮影時にUSB2.0接続になってしまう。
これ、MacOSをマイナーアップした後からのような感じ。

で、あれやこれやと試した結果よかったのは購入時に同梱されていたリピーターケーブルに変えることだった。
カメラとmacの距離が3mほどで短いのが時に不快ではあるが、しばらくこの状態で安定運用させたい。と思う。

その後、同梱リピータケーブル以外のものでも全長が4m程度に抑えられていれば、USB3で接続されることがわかった。



2019/10/07

10/7 ありがとう


leica japan からカメラとは別に戻ってきたマイネッテのアルミケースと北海道を旅したアンディさんからのプレゼントを写真に留めた。




2019/10/06

10/6 術後経過



新月の翌日に腹を切ってから、今日の月は半分ひかるところまで進んだ。
月が出だしてからというもの毎晩悪夢というかうまく行かない夢が続いている。
登場人物は決まって古い知り合い達。
うなされているかのようだし起きた時の不快感といったらない。
ひどい。
10/1が術後1日目だから早いもので6日経過した。

体温は二日目の夜に38度を超えたがそれ以外ほぼ平熱を維持している。
その晩、絞りでるような汗の量に参ったが、退院後の夜も同様にまたひどかった。
寝汗が不快で着替えたほど。

痛みは、なんとかコントロールされてきたのかもしれない。
1〜2日目は堪えようのない激痛が襲い、寝返りもできずベッドサイドのアルミ柵を力のでる限りぎゅっと掴んで凌ぐほど。薬も強いものを交え二種類使っていた。それがこのところは服用間隔4時間の痛み止め薬を二回飲んでなんとかなるほどまできた。

昨日今日は7000歩9400歩を歩き自主リハビリで体力回復を目指す。
しかし、そう歩幅は出ずひたすら時間のかかる状況がもどかしい。
でも病院では給湯室までほんの10数メートルさえ苦行。まずベットから起き上がるのが一苦労だし靴すらすんなり履けない。ようやく床を離れても体は前に丸まり顔をあげられないし何かに掴まらなくては立っていられないので、点滴のスタンドや廊下の手すりに助けられた。


2019/09/30

9/30 まもなく呼ばれる


今回50歳の節目ドックにて胃カメラ、脳MRIを初受診した。大腸内視鏡以外ほとんどの検査をやってもらったと思う。
その中で一箇所、再検査という結果だったがこれがよくなかった。
近所の大きな病院の先生は、なんともない確認ができればいいよねって手際よくCT撮影し検査してくれたが、撮影された画像からすぐに部位の摘出を勧められ判断に迷っている私にMRI撮影で良悪判定できないか撮ってみようということになった。
しかし結果は同じで判断がつかないらしい。
画像診断では悪いほうの確率が高いと思われるのでやはり切除しようという。
良性かもしれない腫瘍を臓器丸ごとを取ってしまうのに、正直悩んだ。
でも悪性だとこれはもっと深刻な事態になりかねないという。というか自分もそう思う。
しかし迷う。
セカンドオピニオン。というか戻ってもいいよという転院紹介状を持って別病院を受診した。
診断結果の資料をみてもらい相談したところ、出てきた答えはまったく同じもの。
厳密に思い返すと、もう少しはっきり全摘出を進められそれ以外の判断は無いらしい。
決心を固め同意。あとはお医者さんに託そう。
北の街札幌には札幌医大系と北大医学部系の病院というかお医者さんがいらっしゃって、今回のケースではどちらも、全身麻酔後腹腔鏡手術にて腎臓全摘出を行い、摘出臓器の病理検査をするというもの。

腫瘍は腎臓の中心に5cmほど影のように鎮座している。大きく場所が中央部。
部分や生検では、悪性の場合転移の危険性が一気に増す。なので、、、左腎全摘。
そんなこんなで三ヶ月ほど経た。ドックは夏前だったから4−5ヶ月。
9/27に入院し、経理のこと写真作品のこと読書などしながら入院生活を過ごしていた。
もうすぐ予定の9月30日午後1時。

迎えがきたら病室から歩いて手術室へ向かう。
なんとも言えない。緊張感。窓の外は明け方からかわらない快晴で藻岩山がはっきりしている。次に意識が戻った時には、間違いなく一つなくなっている。

左腎に感謝、これまで半世紀頑張ってくれていた。ありがとう。
GX100


2019/09/25

9/25 今日の三角点

この次はいつ来られるだろうか。。。



2019/09/13

プリンター入れ替え

なんだか寿命の短った気がする5V。いつ入れたかというとフレスコジクレーをやらせていただいた2013から2014にかけてだったと思う。自分が導入してすぐに2型になったが買い替えを見送ったので5年ほど使ったがここにきて不調。その上廃インクいっぱいとの警告なのでwebページを調べるとメンテナンス受付終了が8/31。ついこの前じゃん。。
タイマーでもついているかのようなタイミングで壊れるというかしこさに、がっかり。
そんな訳で前から欲しかったA2機を導入。これも発売から随分経過した3Vなので、そこそこ使ったら調子悪くなってメンテナンス期間終了でどうにもならないのだろうか。。。

その3vを配達していただいてうまく受け取れたので、今日のうちセッテイング完了。夕方には気になっていた展覧へアーティストトークを聞きに行く。