やっとパリからの荷物をひらけました。マリーさんありがとう!
とはいえ本が出てから1年4ヶ月が経過している。これをどのように捉えるべきか。この年末から年始にかけ、最高潮に気分が落ちているので、この手元に届いた本をどうすることもできない。どうしよう。相談できる人もいない悲しさ。
でも、根拠のない自信をなんとか復活させなくてはならないとは思っている。
今日神話学のレポートは提出、ほんとに現代芸術論にかからなくてはまずい。本や作品のことを考えるより、まずこちらが優先であることが悲しい。
X1D II軽くて、薄くて、不思議な感覚のカメラだ。先日届いたので実践投入。
XHアダプター + HTS + HC80 これをテザー撮影し現場は進んだ。撮影データはその場で現像しながら進めたのでイメージの安全性自体は大丈夫。しかしハテナなところがいくつかある。。
1, テザーがUSB2.0。。時々3.0
2, EVFを覗くたびに、ひとつ前の撮影画像プレビュー。。。
3, EVFにグリッド見つからない。。。。
4, HTS使っているのにHTS使用データにならないけど撮影できてる。。。。。
5, HTSにつけたレンズの最大f値になっている。1.5xになっていない。。
6, HTSにつけたレンズのAFが稼働する。
7, Ipadへうまく転送されない。。
8, ipadへ転送される画像のタテヨコ回転が不安定。
しかし事務所に戻っていろいろ検証すると、テザリングしないケーブル多数。色々ケーブル変えて、組み合わせも色々試した。短いCtoCじゃないとUSB3.0にならない。そして時々PHOCUS強制終了。。これダメなんじゃないだろうか。購入店に相談すると、メーカーと話してほしいとのこと。。EVFについては設定で解決。ipad転送不具合はまるでわからない。
また明日考えよう。
それにしても質量の違い歴然。部品も少ないからだろうか、Hと比べると破格。
先週末にかけてハードな撮影だったから、傷口ひらいちゃったら大変だってヒヤヒヤしてた。
変色もないので、抜糸しようかって? 聞いてくる。
『来週ですよねっ』て、こちらから。まだ心の準備ができていませんの。
今日あすの2デイズはオンライン授業。神話学。
数日前からシラバス確認していたつもりだったのに、授業資料がアップロードされていることに気付いていなかった。読み物資料多数あり。しかもグループワークの資料も作っていなかった。。涙。
今日は午後スタートの授業だから弁当持って朝早くからかかった。あぁ、バタバタ。
数日ぶりに事務所に出たら郵便受けに入っていた不在票は国際貨物。もしかして。でも授業だから来週でいいやって放置。そしたら運送会社さん、電話してないのに三階まで持ってきてくださった。the(M)editionsさんからだ!うれすい。いいこともあるもんだ。
疲労困憊+オンライン授業の予習から本番+グループワークとはちゃめちゃではあるけれど、パリから本も届いて、なんかうまくいっているのか。昨日までのイメージデータも未着手だから先に進めなくては。ゆえに開梱できるのはまだ先だな。
昨夜11時、ガッパリ手を切ってしまった。
傷口が深過ぎて、見えてはいけないものまで見えている。。
自分ではどうにもならない。。。
運よく向かいの整形が救急当番の日。雪の中、出血を押さえ受付へ。
処置は流水で洗浄。お〜なんてことだ。
診察の前も再度流水で洗浄、ヲオウ。
で、ダンディな医者は私の切開された大きな傷ぐちを縫合して下さった。
ふらふら帰ってもろくに眠れなかったから朝もふらふらしてる。気分が滅入ること多すぎる。。
さて、使っているLeicaについて。カメラはS。それにつけるレンズはhasselbladのHシリーズのものを主にVシリーズのCレンズやCFレンズも混じる。なぜなら私はハッセルユーザーで、駆け出し時代に揃えたCF、2009年にHシリーズ導入で集まったHCDやHCがある。
当初Typ006入手と同時にH-Sアダプターを手に、元々あったHCとHCDレンズの活用の可能性を探り始めた。テザーはUSB2.0ケーブルでMacに繋ぎ Leica Image Shuttle 3 と Captue One を同時に起動させうまく設定すると、wifi経由でipadにリアルタイムにプレビュー転送が可能になる。
今、Sは手元に三台。Typ006にTyp007が2台追加された。ところが007は2台返品となりようやく残った3台目で取り回しのいいスペックに楽しみだったんだけどHレンズと相性悪くて悩まされた。その悩みが解消されてもいないのに4台目が手元にやってきた。その後もHレンズとの不相性は続いた。ライカジャパンに相談しても、国際的なライカSフォーラムに参加して相談しても、ウェッツラーに相談しても、原因も改善策も提示していただけなかった。
悩むこと二年も経過したある日、問題の起きない画像が生成された。ハテナと思って今までの何が違ったか考えた。
『原因は背面のジョイスティックを使ってAF作動させること』
まさかこんなことだったとは。こんなのはファームウエア更新で改善しておいて欲しかった。もう旧機種なので望めないのが残念。
というわけで、最近持ち出しの機会が増えてきた。そして、センサー清掃やらメンテナンスやら確認やらをしてみた。ライカジャパンでのセンサー清掃は6000jpy。アイピース追加5000jpy、カードカバー交換6000JPY, これで、また頑張ってもらえる。
そして撮影画像にハード的な問題のない今、気になるのはレンズのモーター。AFモーター不具合品かとccdセンサー。これについてフォーラムではウェツラーに問い合わせて聞いている方の書き込みを何度か見かけたので自分も問い合わせてみた。SUMMARIT-S70mm CS 1本目はAFモーター交換済。2本目は2017年改善品以降の製品なので未交換。VARIO ELMAR-S30-90mmはウェッツラーでのピント調整時に同時に修理交換していた。Typ006のCCDも対策品に交換ずみとの回答。ドイツ本社もなかなか親切に相手してくださるなぁ。感謝。
そして年末のパリで使った C80/2.8クロームレンズの写りがとっても良くって、C150/4 クローム を追加してしまった。どっちも私より生まれが一年はやい1968年製。T*なしの白レンズ2本目、どちらも Leica S との相性は味わい深いものがあってとても気に入っている。
54になった。しかし特別なにもなく試験付きのレポートに追われるのみ。
あと今ちょっとSを使うお仕事はないので、今のうちにライカを銀座へ出してみることに。006と007を2台。予算1万ほど。修理と部品整備と清掃とをお願いしよう。
社外外装品を外してお出かけの準備整う。
信じたひとは、
うらぎるものなんだ。
もう信じられるものはわずかしかない。
その信じたひとはしにかけていると、
きかされた。
なんかつごういいよね。
こんなことってあるんだからわたしもももういいかな。
いろいろばかばかしくなる。
でもわずかにのこっている信じられるひとと、
あとなんねんくらい信じあえるんだろう。
届け 提出
3年やらせていただいたが限界だと思いました。
申し訳ないですが、ここで終わりとさせていただくことにいたしました。
辞任。
ふかんぜんなのはわかっているのですけど、ここが限界。
結局この程度の人間でした。
9月末、「Confidential: Congratulations: 2022 Paris Photo - Aperture PhotoBook Awards」というタイトルのメールが届いた。ん。確かに8月の学校レポートの後に慌てて準備してエントリーはしていた。EMSでニューヨークのアパチャー財団へ送った書類もギリギリの期日に到着していた。駆け込みであった。10月の3日にアナウンスするまで機密事項。またまた書類と資料をまとめて財団へ送る。
あぁ、なんということだろう。パリフォトのファーストブックアワードのショートリストに選出されているの。感激。
出版してくださった、the(M)editions Paris, IBASHO Antwerp, 翻訳を手伝ってくださった Elizabeth Addyman さんに感謝。
プリントの方向性をアドバイスしてくださった冬青社の高橋社長、素案を投げかけてくださった六甲国際写真祭のレビュアーのみなさん。そしてレビューに対峙するテクニックをご教示くださった写真家TomofumiNakano氏、地元のことばについてご助言いただいたアイヌ民族博物館(現・国立民族博物館)立石氏、IBASHOとの出会の場を与えてくださった京都国際写真祭と通訳の方に感謝いたします。
ショートリストに入ったことで、ニューヨークアパチャー財団のライブラリーに永久的に収蔵されます。そしてショートリストの20冊は2022パリフォトで展示され三賞が11月11日に発表。続いて展示は翌年春にニューヨークで行われる。
2021年の出版はパリフォトへ向けてだった。セラミストTomablok とのコラボ、レギュラーエディションのオランダ robstolkでの制作。因州和紙を使った限定版、しかも出版はフランスとベルギーの出版社による。
「Aperture First PhotoBook Awards 2022」20 shortlist