2024/04/30

4/30 ローマからフレッチャビアンカでラ・スペイッツァへ


 最近は色々事前に予約できていないと、長い行列に並ぶのが当たり前になっていて、だからヴァチカンは、諦めることにした。どの日もどの時間も予約でいっぱい。コロッセオのウェブページを見ると、オーディオガイドをセットしたチケットの数枠だけがかろうじて予約可能になっていたのでそこに滑り込んでみた。

壮大な建築。



2024/04/29

4/29 roma2

ローマへ足を踏み入れたのはイタリア4度目にして初。この街の有名スポットは人人人。

芸術学部生の同期Kさん一押しの教会へ出向いたところここはまるで違う空気感が漂い、通りから階段を降りると入り口に立つあやしい男が一人。彼に軽く会釈しファサードをくぐって建物中に入ると中にはたった二人の見学人のみ。外気とは打って変わって空気がひんやりしている。

絶好の環境。

薄暗い中にアプシスの絵が目に入ってきました。

キリストと金色のテッセラが散りばめれた十字架を中心に、上部には翼のあるライオンと翼のある雄牛がいます。マルコとルカでしょうか。そのさらに壁側にヨハネとマタイもいます。

さっきまでいた唯一の観覧者もすでに帰ってしまっていて、じっくり見たり写真撮ったりしているとさっきの男が声をかけてきました。

右側廊の突き当たったあたりに1ユーロを入れるとモザイクを照らすライトが付くことを教えてくれたんです。写真を撮るなら明かりをつけた方が良いという。

それで再度撮影しなおして、、、


その後、彼の好意で、鍵が開けられ左袖廊の天井画とモザイクも拝見。

そしてモザイクの近くと裏の礼拝堂を案内するからと、教会の入り口を施錠してしまった。閉じ込められた状況。。しかも誰も入ってくることのできない危険な香り。。ここはもうイタリア南部。。。

また別の鍵を開けて階段を登ると、パイプオルガンの部屋。そしてアプシスをすぐ横から見られるところだった。

後陣のモザイク (西暦 387 ~ 417 年)がすぐ目の前に!

彼が言うのは「顔の色や手の色をよく見てください。くすんでいるところは4世紀。明るい色の石は19世紀に修復されたのです」

ほんとだ〜。

そして、また違う鍵を開けさらに奥へ階段を登る。

裏にある礼拝堂のフレスコはそれなりに傷んではいますが、貴重なもののよう。


結局その男は、マリオ・アントヌッチさんといって、教会主というか、番人というか。

研究書籍「プデンツィアナの複雑な機能的変化を、西暦 313 年から325 年の期間まで遡及するという仮説」という本を書いた著者だった。それは購入した本に帰りがけサインをお願いしたことでわかったのでした。


現存するローマ最古のモザイク画を堪能。それは387 ~ 417 年のモザイク。

詳細は避けつつも、1588年に大規模改修ありその時にモザイクの破損箇所がフレスコに置き換えられ、

1831年にそのフレスコの埋めていた破損箇所のフレスコ部分は再びモザイクへ置き換えられたという。








2024/04/28

4/28 roma入り

ローマのフィウミッチーノ空港から鉄道で市内へ。テルミニに降り立つあたりは厳戒態勢(私の個人的な厳戒態勢)。ここからホテルまで襲われないでたどり着けるのかってこと。まぁ路上生活の人が駅前にすでにたくさんいて、その先の薄暗い通りにはもっといて。襲われることはなかったけど、気を抜いてはいけない感じなのはわかる。

今回trip.comでエアーも宿も初予約。そしたらね、予約時に宿泊者名を記載することに気づかずスルッと予約完了してたら、つれの名のみで予約されちゃってて。二人の条件で検索してたから大丈夫だとは思いたいけど、そこからホテルに連絡しようとしてもこのサイトからは電話のみ。イタリア語は無理なのでメールにしたいのに。。苦労して、サイトの窓口からリクエストって方法をとったホテルと、ホテルのサイトから直接メッセージという方法をとって二人で行くよって伝えたら、okわかってるよって返事が来たりしていた。焦るわ。

宿は駅から数分という好立地。

翌朝の屋上からの眺めはこんなです。




distagon 25mm

2024/04/27

4/27 上海浦東

Duplex120



浦東国際空港に荷物を預けて上海市内に一泊宿をとってみた。

多分人生最初で最後だろうと思われる時速330キロくらのリニアに乗って、アリペイQR(日本にいたうちに登録に四苦八苦した。。)かざして地下鉄にスッと乗り換え、南京路駅から地上へ。ここは歩行者専用の買い物街なんだね。すぐに右に折れ公安と食堂の前を通り過ぎるとホテルの入り口はすぐだった。

手早く手荷物置いて街へ出て、上海の象徴的景色を目指す。

歩行者天国は人人人。人だかりに目が止まって誘い込まれると、フードコートみたいな色々食べ物屋の入った空間。焼いたの、煮たの、蒸したの、色々あるねぇ。で、あっ、さっきから聞こえていた中国歌謡、生歌だよっ、かわいいピンクのワンピース来たきれえな姉さんっ、頑張ってるなぁ。なので、姉さんの前に席を確保して、串焼きのタコと牛肉脂腸麺というものを食す。うめぇ。だしも、具材もうまいです。すごいなぁ、中国。みんな客も楽しんでるし。これらもアリペイで簡単支払いができるし。でも、ビールがぬるい。。

全てに活気がある。

朝、あてもなく歩いてみた。人は少ない。機械屋さんとか並んだ職人街らしきところの食堂で朝ごはんを。ここでも飲茶と麺。ここもうまいし、おねんさんの対応も優しくって助かったなぁ。

上海上陸には普通VISAが必要。そんななか空港によるみたいだけど浦東はトランジットでの時間制限の入国にvisaが免除される仕組みがあっんだよね!それがとってもよかった。

そして次の飛行路はロシアの上空をを飛んでヨーロッパへ向かうのでなんとも微妙な気持ちにさせられる。私の小さな寄付はウクライナへ向けたものだったから。。


2024/04/21

4/20 初顔合わせ

 4/1から必修授業の受講開始できるので視聴ものからはじめてはいたが、専門領域のゼミは初日である。シラバスのとおり準備を進めていたのに、いざはじまると自己紹介が加わり、持ち時間も減って、発表順番まで資料再構成などでバタバタしてしまった。ほかの方々は澱みなく自身の輝かしい経歴と研究内容を述べていて、これまでやってきたことを自己肯定へ繋げてここでより高めようという方たちが目立った。自分は自信のなさの克服と作品基盤づくりなので、底辺の底上げに関わる研究を目指す。大学院のゼミはm1m2合同なのでやりにくさ二倍だけど、ここから最短2年間の研究を共に進める。

自分にできること、いや、じぶんが進めるべき研究課題の明確化。次の発表までにまとまりのあるものにしたい。