事務所の郵便受けになにか入っている。
見覚えのある名前が表に書かれている、あの人だ。
これから販売してゆくできたての写真作品集をうけとらせていただいた。
写真家田中聡子さんの「東京轍」
この夏、冬青社髙橋氏へ作品講評のアポイントを取らせていただいた折り、田中作品の印刷入稿現場に立ち会わせていただき、なんと最終段階の印刷現場にまで同席させていただくという好機に恵まれた。
1ページ、2ページと東京の姿がえがかれる。
ありそうで、もう無くなっていそうで、
懐かしくもあり、いとおしく思える光景。
モノクロームの濃淡の再現がまたいい。
素敵な一冊をありがとうございます。
WEBより注文可能ですので、ぜひ多くの方に手にとっていただきたきおもいます。